ペンタセキュリティシステムズ(ペンタセキュリティ)は10月4日、米国に本拠地を置く業界最大規模のICTアドバイザリ企業であるガートナーが発表する「2016 Gartner Hype Cycle for Data Security報告書」のデータベース暗号化(Database Encryption)および形態保存暗号化(Format-preserving Encryption、以下FPE)技術部門においてSample Vendorとして紹介されたと発表した。

ガートナーでは技術の発展および技術成熟度を5つの段階で示した「Gartner Hype Cycle for Data Security報告書(以下Hype Cycle)」を1995年から毎年発刊し、新技術の紹介を行っている。この度ペンタセキュリティは同社のデータベース暗号化ソリューションである「D’Amo」の提供を通じて、データベース暗号化(Database Encryption)およびFPE技術部門でSample VendorとしてHype Cycleに紹介されたとしている。

「D’Amo」はFPE技術を使用しており、データの形式や長さを維持したまま暗号化しなければならないような特殊な場合にも導入が可能なソリューション。FPE技術は、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)でもこの技術を利用したアルゴリズムが標準として指定されるなど注目されており、企業でも導入の動きが急速に進んでいる状況だという。それを受けてペンタセキュリティは、Database Encryption技術及びFPE技術を活用している「D’Amo」や「MyDiamo」の日本市場への提供を本格的に展開していく計画を明らかにしている。

日本では今年1月の「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(マイナンバー法)」の施行とともに、今後複数控える世界的なスポーツイベントを見据えた国際水準でのクレジット取引のセキュリティ環境の整備を計画。「クレジットカード取引のセキュリティ対策の強化に向けた実行計画」も発表されている。そのため同社は、日本企業ではマイナンバーやクレジットカード情報などの重要な個人情報を安全に保護するためのソリューションを導入する必要があるとしている。

ペンタセキュリティのCTOであるDSKimは、「最近頻繁に起きているデータ漏えい事故により、全世界的にデータセキュリティに対する認識が高まっている。日本でもマイナンバー情報の漏えいやクレジットカード情報流出などを防ぐために努力している」と解説し、「19年にわたる技術開発の歴史や約3,400個のレファレンス構築経験を活かし、日本でも多様な顧客に適したセキュリティソリューションを提供していく予定だ。特にペンタセキュリティが提供するFPE技術は形式が決まっているマイナンバーやクレジットカード情報などのデータを安全に暗号化することができるため、今より多くの需要があると考えられる」と同社の技術力をアピールした。

(マイナビニュース広告企画 : 提供 ペンタセキュリティシステムズ)

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