データベース暗号化とWebセキュリティ専門企業のペンタセキュリティシステムズ(以下、ペンタセキュリティ)は8月24日、ソフトエイジェンシーとパートナーシップを結び、オープンソースデータベース向け暗号化ソリューションであるMyDiamo(マイ・ディアモ)の日本市場での供給を本格的に拡大することを明らかにした。
ソフトエイジェンシーは1999年に世界で初めてMySQL販売パートナーとなったことでも知られる、データベース、オープンソース、インターネット事業の専門会社。オラクルが付与する日本OPN(Oracle Partner Network)MySQL 5 Specializationのパートナー認定を通じ、MySQLソリューションの販売及び開発部門で専門性を認められているとしている。
MyDiamo(マイ・ディアモ)は、ペンタセキュリティの技術的なノウハウを詰め込んだ製品であり、2016年には米国CDM Awardsにて「Editor’s Choice in Data Leakage Prevention for 2016(編集者が選定した2016年のデータ流出防止ソリューション)」部門を受賞。また Frost & Sullivanの「2016アジア・パシフィック地域の最高のセキュリティベンダー」への選定を受けている。
今回のパートナー契約締結の背景としては、日本でのクラウドサービスの普及が挙げられるとしている。IT専門の調査会社であるIDC Japanが日本企業1,482社を対象に実施した調査によると、日本企業内のオープンソースソフトウェア(以下、OSS)の使用率は約30%に過ぎないが、企業の規模によってOSSの導入率が高くなる傾向があるという。また、クラウドサービスを利用している企業のOSS導入率は利用していない企業に比べて約2倍にのぼるという。このように近年、日本でクラウドサービスの利用率が増加している中、顧客がそのサービスをより安全に利用できるようにするため、両社は戦略的パートナーシップを結んだとしている。
ペンタセキュリティの最高技術責任者であるDS Kimは、「クラウドサービスの普及とともに日本でオープンソースソフトウェアに対する需要が増加している」と市場の動向を語り、「ソフトエイジェンシーとの協業は日本市場内でMyDiamoのシェアをさらに拡大し、日本市場を攻略するための踏み台になると思う」と展望を述べた。
(マイナビニュース広告企画 : 提供 ペンタセキュリティシステムズ)
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