金沢大学外観

金沢大学は教育環境にICTを積極活用していることでも知られ、学生に推奨するノートPCとしてSSDを搭載した「FMV LIFEBOOK SHシリーズ金沢大学オリジナルモデル」を同学生協と連携し採用。これにより、ノートPCが持つスペックをフル活用し、OSやアプリケーションの起動時間の短縮や各種システム利用時のレスポンス向上などを実現した。今後も教育現場に先進テクノロジーを取り込みながら、さらなるICT活用の活性化を目指す。


商品名

FMV LIFEBOOK SHシリーズ金沢大学オリジナルモデル

課題

・通学やキャンパス内移動の際のPCのハード故障が心配
・PC起動の待ち時間による授業やプレゼンの開始遅れ
・学生のレポートや各種資料作成の効率化

効果

・信頼性の高いSSD搭載ノートPCの採用で持ち運びの際も安心
・OSやアプリケーション起動の高速化で時間ロスを防止
・画像や動画を使ったPowerPoint資料作成もストレスなく快適に

導入の背景
高信頼のSSDは持ち運びの多い学生向けPCに最適

金沢大学は、学生の多様化やICT技術を習得した人材に対する社会要請などを受け、教育環境へのICT活用を推進している。こうした取り組みは2006年にスタートした学生のノートPC必携化にも見られる。さらに、無線LAN環境の整備、レポート提出や履修登録ができる全学のポータルサイト「アカンサスポータル」の構築、学内のICTサービスのほぼすべて利用できる生涯ID「金沢大学ID」を付与するなど、運用面でも充実を図っている。

総合メディア基盤センター 助教 森 祥寛氏

学内のICT環境の整備や情報教育を担当する総合メディア基盤センター 助教 森 祥寛氏は、「必修教科として『情報処理基礎』を実施するなど、本センターが中心となって学生のICTスキル向上のための取り組みを続けてきました。現在では、すべての学生が日常的にICTを活用できる環境が整っています」と語る。

近年、ノートPCの高性能化が進む中で、ストレージとしてHDDに代わってSSDという選択肢が一般的になってきている。「もちろん、SSDの高いパフォーマンスには注目していましたし、その信頼性にも着目していました。本学の角間キャンパスは市街地から少し離れた場所にあり、通学時やキャンパス内移動におけるノートPCの故障が心配でした。SSDの構造特性による高い信頼性の観点からも、採用できれば良いなと考えていました。当初は高価なイメージだったSSDも、価格が下がってきましたので、本学においても本格的に導入を開始しました」と森氏は語る。

総合メディア基盤センターが運営する「パソコン相談カウンター」。学生や教職員向けにパソコンをはじめICT全般に関する相談を受け付けている

導入のポイント
ハイパフォーマンスモデルに256GB SSDを採用

金沢大学は、こうした背景から金沢大学生協と連携して学生向けノートPCの要件の中に「SSD搭載」を含めてベンダー選定を実施。そして、学生向けに複数用意した選択肢の中で、ハイパフォーマンスモデルに位置付けた「FMV LIFEBOOK SHシリーズ金沢大学オリジナルモデル」が誕生した。

FMV LIFEBOOK SHシリーズ金沢大学オリジナルモデルでアカンサスポータルを利用する学生達

「富士通のFMV LIFEBOOK SHシリーズ金沢大学オリジナルモデルは、256GBのSSDが搭載されています。最近は学生の間でもクラウドストレージの利用が進んでいますし、ディスク容量としては、4年間の学生生活を考慮しても十分だと思います。また、『IGZO』を採用した高解像度・高精細の13インチ液晶画面も学生に評判がよいです」と森氏は語る。

導入効果
SSD搭載ノートPCでICT教育環境のさらなる活用を

FMV LIFEBOOK SHシリーズ金沢大学オリジナルモデルの導入により、学生のノートPCの故障に関する不安は低減された。「通学、広大なキャンパス内の移動など、ノートPCの積極活用を進める中でハード故障は一番の心配でした。SSDの採用で信頼性も向上し、持ち運びに最適なノートPCになっていると思います」と語る森氏。

また、OSやアプリケーションの起動を高速化できるSSDのメリットは、森氏が担当するプレゼンテーションの授業でも見られるという。「自分の発表の順番が来ると学生は壇上へ向かい、ノートPCの準備を始めます。この準備時間がとても短くなったと感じますね」と森氏はいう。スリープからの復帰やPowerPointの起動スピードが向上したおかげで授業時間を効率よく使えるようになったという。

「SSD搭載のFMV LIFEBOOK SHシリーズ金沢大学オリジナルモデルでは、アプリケーションの起動が早くなったので授業のレポートやサークルの資料づくりがとても快適になりました。動画や画像を貼り込んだドキュメントもサクセク作れるので、ストレスを感じずにノートPCが使えますね」と森氏の講義を受けている学生もその感想を語ってくれた。

助教 森氏が担当するプレゼンテーション授業の様子

「ほかにも、感覚的なものではありますが、各種システムにおけるレスポンス向上が、ノートPCに関する学生のストレスの軽減に役立っていると思います。そうした理由から学生がノートPCを使う頻度も自ずと増えているかも知れません」と語る森氏。

レポート提出や履修登録などが可能な各種システム、学内に整備された無線LAN環境、ノートPCを積極的に活用する授業運営など、金沢大学が取り組む先進的なICT教育環境を、SSDを搭載したFMV LIFEBOOK SHシリーズ金沢大学オリジナルモデルはその高い信頼性やパフォーマンスで支えている。

今後の展開
さらなるICT活用で新たな学びの場を創出

先進的なICT活用への取り組みは今後も続けていくという金沢大学。2016年3月には金沢大学初となる、「JMOOC(日本オープンオンライン教育推進協議会)」公認講座がスタートした。これには富士通のクラウドサービス「FUJITSU Cloud Service K5」に構築されたJMOOC公認プラットフォーム「Fisdom」が採用されている。

「JMOOCでは、簡単な内容の5分程度の講座から本格的な講義まで、様々なコンテンツを利用者がPCやスマートデバイスで聴講できます。これにより、いつでもどこでも学習ができる新たな学びの場が創出されました。金沢大学では、今後、講座を増やし、コンテンツの充実化を図っていきたいと考えています」と森氏は語る。

今後、学内システムのネットワークインフラの再構築や各種システムの刷新などのICT環境のさらなる充実化を図りながら、地域や国際社会と連携したICT活用も模索しているという金沢大学。

学生の学びを常に傍らで支えるノートPCから、最新のネットワーク環境などICTインフラの整備、さらに、それらを活かすサービス運用まで、ICTがもつポテンシャルを教育環境に最大限活かす金沢大学は、未来の日本を背負う優秀な人材をこれからも数多く輩出してゆくだろう。

サーバルームの様子。金沢大学統合情報基盤システム(SYSTEM 17)の更新を控えている(左)。富士通のクラウドサービス「FUJITSU Cloud Service K5」に構築されたJMOOC公認プラットフォーム「Fisdom」(右)

お客様プロフィール

金沢大学様
所在地 石川県金沢市角間町
概要
金沢大学は石川県金沢市にある国立総合大学。「地域と世界に開かれた教育重視の研究大学」を大学憲章に掲げ、高等教育と学術研究に大きく貢献してきた。ICT活用への取り組みも盛んで、高度情報時代に対応できる情報処理の基礎能力・総合力を持った人材育成のため、多方面でICTを活用した先進的な活動を続けている。

ホームページ:http://www.kanazawa-u.ac.jp/

ご紹介した製品

FMV LIFEBOOK SHシリーズ金沢大学オリジナルモデル
学生向けモバイルノートPCとして扱いやすい13.3型液晶を搭載。Windows 10 Pro、インテル® Core i7™ プロセッサー、8GBメモリを搭載し、基本スペックも充実したハイパフォーマンスモデル。高解像度・高精細を実現する「IGZO」を採用したパネルはタッチ操作も可能。SSDの容量として、4年間の学生生活にも安心の256GBを採用。SSD搭載により、OSやアプリケーションの起動が早く、レスポンスの良い操作感を実現している。入学から卒業まで安心の4年間メーカー保証付き。


(マイナビニュース広告企画:提供 富士通)

[PR]提供:富士通