中古自動車販売業において、販売・買取実績国内実績No.1(*1)を誇るガリバーインターナショナル。現在の国内店舗数は約490(フランチャイズチェーン含む)を数え、2018年2月期までには800店舗までの展開を目指している。同社のように、成長によって規模が拡大し続ける企業の課題に、社内コミュニケーションの希薄化がある。これを解決する手段として同社が選択したもの、それがモバイル端末でメッセンジャーや無料通話などが可能となるツール「Works Mobile」である。
(*1)矢野経済研究所調べ(2015年3月現在)2013年度主要10者における中古車販売台数 小売・卸売合算値(グループ企業除く)および、2001年~2013年 主要7買取専門店7社における中古車買取台数 より
本稿では、ガリバーインターナショナル 執行役員 許哲氏、およびITセクション坂口直樹氏に「Works Mobile」を導入するに至った経緯と、同社が考える「社内システム」のあり方について話を聞いた。
今の時代にベストとなるツールを探り続けるガリバーのIT活用
北海道から沖縄まで全国規模で店舗を展開するガリバー。同社では「すべてのスタッフが査定の内容や販売や買取の際のメリットなどを、しっかりと確実にお客様に伝えられているか」を課題として、常にその解決策を探っていた。そしてそのために、iPadの発売当初から各店舗に配布したり、ブロードバンドが普及する以前からTV会議システムを導入したり、様々な取り組みに挑戦してきました。
「私たちの店舗には、数百台も展示する大規模な店舗もあれば、3~4人のスタッフで切り盛りする小さな店舗もあります。規模の大小はあっても、私たちのチームであることに違いはありません。すべての店舗のスタッフが同じ意識の中で一つの輪となる。そのためにも、社内コミュニケーションの充実は非常に重要なものとなります」と執行役員の許氏はいう。
同社では、社内コミュニケーションを活性化するための手段を常に追い求め、その時代に「もっとも適したツール」の導入を目指している。そして現在、それに当てはまるものとして選ばれたツールが「Works Mobile」である。
「日本国内でもっとも利用率が高いSNSであるLINE(*2)。それとまったく同じ操作で同じ機能がビジネスレベルで利用できる。ここが導入の大きなポイントになりました」と語るのはシステム担当の坂口氏。
(*2)ICT総研が2015年7月に実施したアンケート調査より
誰もが使い慣れた機能と使いやすさを持つため、利用するユーザー側も違和感がなく、また操作方法の習得にも時間が掛からない。それを裏付けるかのように、利用案内を開始した当日には約8割のユーザーが登録を済ませ、すぐにアクティブに使い始めたという。導入後にITセクションへと届いた操作や利用方法に関する問い合わせは「ほぼゼロ」とのことで、「想像以上に順調な滑り出し」とIT部門にとって、まさに理想的な展開となっている。
誰もが使いやすいツールの提供がシャドーITのリスクを抑える
「Works Mobile」では、デバイス管理や監査ログの取得など、非常に高いレベルのセキュリティや管理機能を提供している。このような、ビジネスユースに耐えられるセキュリティを持ちながら「LINEと同様の機能と使いやすさ」が最大の特徴である。そしてこの点が「近年問題視されているシャドーIT対策にも繋がります」と許氏は語る。
「現在の状況でシャドーITを防ぐことは、ほぼ不可能だと考えています。ですが企業としては、そのリスクを限りなくゼロに近づけるために努力しなければなりません。そのためにもっとも有効な手段は会社側が使いやすいシステムを提供すること、これに尽きると思います」(許氏)
なぜシャドーITが増えるのか。それは自分の使い慣れた端末やアプリケーションの方が便利で効率が良いからである。逆に言えば、会社のシステムが使いやすく便利なものであれば、ユーザー側もそのシステムを利用するようになり、自然とシャドーITの利用も減る。
「現在では、ほとんどの社員がLINEを使い慣れています。であるのなら、いっそ我々の側でLINEと同じシステムを提供してしまえばいい。そうすれば、自然とシャドーITの利用も減り、セキュリティリスクを抑えることにも繋がるはずです。かつてのようにPCベースのツールだけで完結していた時代であれば、IT部門が指定するツールを社員に使わせることも可能だったが、モバイル中心の現在は、もはやそのようなやり方は通用しなくなった」(許氏)
常に新しいものを追い求めチャレンジを続けるガリバー
ガリバーでは、2015年12月中旬から「Works Mobile」の本格利用が始まっている。だが、社内で具体的に話が持ち上がったのは、なんと11月に入ったばかりの頃とのことだ。 実質わずか1ヶ月という短期間で導入が完了したその理由、それは「Works Mobile」がリリースされ無料体験版が出た9月から、坂口氏を始めとするITセクションの中で検証が行われており、具体的に導入の話が出た段階には評価が完了していたからだ。
「新しいツールが登場したら、まずは試す。それが私たちITセクションに課せられた役割の一つです。今、何がベストなのかを常に検討しているので、決まってからは早いですよ(笑)」(坂口氏)
実際に「Works Mobile」を体験してみた結果、マニュアルいらずに操作できる、その手軽さを実感し「これなら社内のみんなに使ってもらえる」と感じ、導入に至ったとのことである。また、モバイル環境に最適化されている点も、幅広い店舗展開を予定している同社の方針にマッチしていた。
このように、ガリバーでは常にベストなものを追い求め、新しいことへのチャレンジを続ける社風が根付いている。
「新しいことを試しても失敗したら怒られる。そんな企業風土では何もできないし何も変わりません。社内システムが使いにくい。だったら変えればいいんです。ダメなものを使い続けるよりも、例え失敗しても次へと進む方が、将来的な成長へとつながります。今はWorks Mobileがベストな選択だと考えています。」(許氏)
Works Mobile導入事例_ガリバーインターナショナル社
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