2015年12月11日に開催される「マイナビニュースフォーラム2015 Winter for データ活用」。今回は「商品開発からリスク管理、マーケティングまで~デジタルビジネス時代のデータ活用法を探る」をテーマに、各業界のキーパーソンを招いたKeynoteと、企業のデータ活用事例を紹介する数々のSessionが予定されている。
本記事では、SessionAに登壇予定のサッポロビール デジタルマーケティング室 森勇一氏とユーザーローカル 嶋田彩野氏に、その見どころについて伺ったのでその内容を紹介する。
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ユーザーとのコミュニケーションがあってこそのSNS
企業がSNSの活用を考える際、真っ先に思い浮かぶものは、新製品の紹介やキャンペーン告知など、PRツールとしての利用だろう。だが森氏は「単純に告知を繰り返すだけの利用では逆効果にしかならない」との考えを示す。
例えば、最近Twitter上でよく目にする、リツイートした人に何らかの特典を与える「リツイートキャンペーン」。多くの人の目に触れることは可能かもしれないが、特典目当てでリツイートした人が商品のファンになってくれるかは疑わしい。
「Twitterを開いたときに、自分のタイムラインがキャンペーンのリツイートで溢れかえっていたら、恐らくほとんどの人がうんざりすると思います。本来、SNSはコミュニケーションをとるためのツールです。ですから、PRよりもむしろ、お客様とコミュニケーションを築くために利用する方が正しいSNSの活用方法であるはずです」(森氏)
とは言うものの、サッポロビールのTwitterアカウントが抱えるフォロワー数は4万、Facebookページにあつまる「いいね!」(ファン)数は21万を超える。これだけのユーザー数と適切なコミュニケーションを取るのは至難の技である。
ユーザーとのコミュニケーションを実現するためにも、複数のSNSやアカウントの投稿を統合的に管理できるツールの必要性を感じていた森氏は、様々なツールを調べ実際に利用してみたがなかなかしっくりとくるツールには出会えなかったという。
そんな時、偶然参加したセミナーで目にしたものが、ユーザーローカルが提供するSNS分析・管理ツール「Social Insight」だった。
当日のSessionに向けて、SNSを活用した実験を実施中
操作や表示の分かりやすさに、森氏が「ほぼ即決で決めた」と語るSocial Insight。当日のSessionでは、サッポロビールのアカウントについてSocial Insightを用いた実際の分析レポートが紹介される予定となっている。なお、嶋田氏によると「今まさに、そのための実験をSNS上で行っている最中」とのことだ。
「例えば、『仕事終わりにエビスビールで乾杯!』などとつぶやいていただいた方に、我々のアカウントからお礼のコメントを返す。そうやってコミュニケーションを取っていくと何が起こるのか。当日は、その結果をご報告させていただく予定です。できればビールを片手にご参加いただきたいのですが、それはさすがに“無理”とのことなので、せめて内容については皆さんに楽しんでいただけるものを用意したいと考えております」(森氏)
なおSessionでは、実験結果の報告とともにSocial Insightを用いた分析レポートの作成術についても紹介する予定となっている。さらに、希望者には「皆様の会社に合わせてカスタマイズしたレポートを作成しお渡しする予定です」(嶋田氏)とのことだ。
この機会にぜひ、サッポロビールのSNS活用術とSocial Insightの実力を体験してみてはいかがだろうか?
(マイナビニュース広告企画:提供 ユーザーローカル)
[PR]提供:ユーザーローカル