自由度と安価が魅力的なALTUS Basicシリーズ
ITビジネスを語る上でクラウドは欠かせない存在となった。ワークスタイル変革やビックデータの活用基盤に欠かせないクラウドを導入することで、業務効率の改善やコスト削減、新商材の開拓ヒントなど今までにないビジネスチャンスを生み出せる。だが、クラウドを始めとするIT技術は日進月歩の勢いで進化し、常にアンテナを張りノウハウを取得しなければならず、本来の業務を遅滞させる要因になりかねない。そのため専任担当者を置く企業も少なくないが、コスト削減と相反するアプローチに顔をしかめる経営者も少なくないだろう。
コストパフォーマンスに敏感な経営者や担当者に知ってほしいのが、GMOクラウドが提供するパブリッククラウド「GMOクラウドALTUS(アルタス)」である。仮想ルーターの配下にVLAN(専用セグメント)環境を構築し、基幹システムや業務システム、ECサイトなどを容易に構築できる「Isolateシリーズ」も魅力的だが、今回紹介するのは500円からという低価格でWebシステムを至極簡単に構築できる「Basicシリーズ」だ。
同サービスはWebサイト構築やシステム開発の検証などを想定したパブリッククラウドだが、最大の魅力はデータ転送料が無料な点である。一昔前のクラウドはデータ転送に応じて課金するシステムも少なくなかったため、データの最適化が欠かせないプロセスだった。しかし、スマートフォンやタブレットの高性能化に伴い、画像や動画など転送容量が増加する昨今、データ転送量を気にするのはナンセンス。これなら新サービスのローンチ時やキャンペーン開催時の急なアクセス増加にも十分対応できる。
次に注目したいのが仮想サーバーのリソースを自由に変更できる点だ。そもそもパブリッククラウドとは、プロバイダーが提供するクラウド環境を、企業を始めとする不特定多数のユーザーにインターネット経由で提供するサービスである。そのためユーザーはハードウェアや通信回線を手配する必要がないものの、逆に見ればユーザー側は必要に応じて拡張などのコントロールが不可能になってしまう。仮に障害発生時もプロバイダー側の対応待ちになってしまうのは考え方によっては、デメリットと思う場合もあるだろう。
だが、Basicシリーズは、仮想サーバーの台数やリソースを自由かつ瞬時に拡張もしくは縮小できる「リソースパックプラン」を用意している。あらかじめ1コアのvCPU、1Gバイトの仮想メモリー、20Gバイトのストレージを1セットにしたリソースパック(月額1400円)を購入し、アクセス数の増進や保存データの増加などに合わせて、たった10秒ほどでリソースパックを追加できる。リソースはパックでも従量でも利用できる仕組みだ。なお、使用するSaaS(Software as a Service: アプリケーションをプロバイダー側のコンピューター上で稼働させ、ネットワーク経由でユーザーにサービスを提供する形態)のパフォーマンスが芳しくないため、仮想CPUだけを追加したいといったニーズにも対応する。
Basicシリーズが提供する仮想サーバーでは、オープンソースのIaaSクラウドソフトウェアとして近年注目を集めているCloudStackのAPIを基盤にしている。さらに早期からクラウドサービスを提供していたAWS(Amazon Web Services)互換APIに対応しているため、システム単位での運用や連係を行うマルチクラウドも可能だ。
その他にも仮想サーバーへの負荷を分散するロードバランサーなど多数の機能を標準搭載しているが、列挙すると冗長になるため詳しくは公式サイトの説明をご覧頂きたい。さらに2015年9月には、管理画面となるALTUSポータル内の設定管理メニューにセキュリティグループの作成やポリシー設定、ディスクスナップショット取得・削除といった管理項目が加わり、ますます使いやすくなっている。それでは次回からは実際にALTUS Basicシリーズを使って、パブリッククラウド環境を構築してみよう。
(マイナビニュース広告企画 : 提供 GMOクラウド株式会社)
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