一見して使い方がわかるシンプルなUI

ヒューマンテクノロジーズがこの3月にリリースした人事・人材管理のクラウドサービス「huubHR(ひゅーぶ えいち あーる)」。これまで2回にわたり、誰でも簡単に人事情報管理が行えるその特徴とマイナンバー対応機能について説明してきた。現在、登録人数に関係なく無料で利用できるキャンペーンが実施されており、5人までであれば来年4月以降も永久に無料という。その同製品のマイナンバー対応機能を含めた使い勝手を、筆者自ら試してみたので、その詳しい内容をお伝えしよう。

これまでの記事は、下記よりご確認いただきたい。

【第1回】マイナンバー制度っていうけれど、企業は何をやらなければいけないの?
【第2回】いまの企業の管理体制で、“マイナンバー”は本当に安全なのか?


まずはお試しキャンペーンの画面から登録を行うと、すぐにアカウントが発行された。作成したばかりのアカウントでログインすると従業員一覧画面が表示される。サンプルデータとして1人だけ登録されているのは営業部の課長、「人事太郎」さんだ。

では、自分で社員を追加してみよう。デフォルトでは、「個人」、「家族」、「通勤」、「銀行」、「給与」などのよく使われるタグがあらかじめ設定されており、更にそれぞれのタブには、給与計算に必要な各種項目が設定されている。例えば「個人」タグには、プロフィールや従業員情報、連絡先など、個人情報に関する項目が並んでいる。

これらの項目やタグは、好きなモノを自由に作成することが可能だ。例えば、「社内資格」や「所属サークル」、果ては「出没スポット」などでもよい。役職や部署は、あらかじめマスターで自社に合わせて設定をしておく。

フォーム(項目)に入力してから保存すると、このように人事部の係長、マイナビ一郎さんが追加された。Web UIは非常にシンプルでわかりやすいので、筆者のように人事業務など未経験であっても問題ない。アカウントの登録からここまでわずか5分程度で完了することができた。もし20人の企業であれば、このまま20人分の従業員情報を登録していくことで、立派な人事マスター情報の完成となる。ちなみに顔写真を登録すると、従業員情報の左上に表示される。