張りのある素材、カラフルな色使いが印象的なハンドバッグをはじめ、衣服や靴、時計やジュエリーなどのアクセサリーとワールドワイドにファッションビジネスを展開するケイト・スペード。オフィシャルサイトを垣間見るだけでも鮮やかな色が伝わってくる。クラウドへの取り組みの拡充を進めるケイト・スペードの舞台裏が5月22日に東京都目黒区のアマゾンデータサービスジャパンで開催されるイベントで紹介される。
1993年にニューヨークで産声を上げた"katespade"は広く世界に羽ばたくブランドとなった。ファッション誌「Mademoiselle」のアクセサリー部門雑誌編集者であったケイト氏が、夫でありパートナーでもあるアンディ・スペード氏とともに、何年探しても見つからない実用的なバッグを自らの手でデザインしたことに始まる。現在では、売上高は過去7年間で11倍、日本においても銀座に旗艦店をオープンさせるなど、著しい成長を見せている。
ケイト・スペードは、アパレル関連などSKU単位でのデータ構造にも強いERP「Infor M3」を導入しており、InforM3を含む基幹システムのAWS(Amazon WebServices)への全面移行を実現している。基幹システムという会社業務の幹とも言える部分をクラウドへと移行するには不安もあるはずだ。
当日は、ケイト・スペードジャパン取締役副社長/COO 竹林朋毅氏を講師に迎え、「経営者が語る!ケイト・スペードのAWS全面構築事例」と題したセッションが行われる。経営者の立場から、ERPを含む企業の基幹システムをクラウドへ移行するに至った経緯やポイントが紹介されるほか、導入を手掛けた株式会社ジェーエムエーシステムズの小川恭朋氏からは、システム全体構成や課題などを具体的に聴けるセッションも用意されている。
Infor M3は、ファッション企業での実績も多く、SKU(Stock KeepingUnit)という最小管理単位での複雑なデータ構造に対応している。製造ライフサイクル管理、生産日程スケジューリングやサプライチェーン需給計画などの戦略・計画、購買・外注や在庫・ロット管理などに連動した財務会計や財務統制を実現。細密なデータの連動で成り立つファッション業界を支えてきたERPで、全世界約1,600社におよぶファッション企業のニーズを取り入れながら進化している。
当日は、インフォアジャパン株式会社 常務執行役員 植木 貴三氏から「InforM3がアパレル業界に最適な理由~最新のERP動向とInforが描く革新的なERP像~」と題したセッションも用意されている。日本のファッション企業の多くは、ERPパッケージを使いこなせていないこと、オーダーメイドのシステムのようにERPを利用するためには多額のコストがかかる傾向にあることも指摘している。
セミナーの概要は以下の通り。
徹底解説!ケイト・スペード AWS全面構築事例
基幹系システムを始めとした業務システムのAWS利用が昨今急増しております。本セミナーでは、実際に基幹システムInforM3を含むAWSへのシステム完全移行を実現したケイト・スペード ジャパン様の事例から、選定の経緯、プロジェクト成功のポイントを経営者視点、サービスプロバイダー視点の両面から余すところなくお伝えいたします。クラウド移行をご検討中の企業様、今一つクラウドに踏み切れない企業様、基幹システムによる業務革新を目指す特にアパレル関連の企業様には非常に参考になるコンテンツとなっております。
共催 インフォアジャパン株式会社/アマゾン データ サービス ジャパン株式会社/株式会社ジェーエムエーシステムズ
費用 無料(事前登録制)
会場 アマゾンデータサービス ジャパン セミナールーム(東京都目黒区下目黒1-8-1 アルコタワー19F)
定員 120名(先着順)
日時 2015年5月22日(金) 14:30~17:10(受付開始14:00~)
プログラム詳細はこちら⇒
http://www.infor.jp/events/20150522
[PR]提供:インフォアジャパン