そのサービス名からも推測できるように、眠っている名刺を最大限活用しようという意気込みが感じられる名刺管理ソリューションが「名刺 de 商売繁盛」。サービスを提供するヤマトホールディングス傘下のヤマトシステム開発の公式サイトには、"名刺活用販促支援サービス"とサブタイトル、"新規営業その前に!眠っている名刺を活用しましょう"とコピーを打ち、営業支援を全面に出している。

"販路拡大"という顧客との間の課題から生まれたサービス

ビジネスパースン必携のアイテム「名刺」には、氏名、会社名、部署名、連絡先はもちろんのこと、イラストや顔写真、プライベートアドレスからTwitterやFaecbookのアドレス。デザインの個性的なものから、紙以外の材質でできている凝ったvisiting cardまで、91×55mmのこの小さなビジネスカードには、最低一度は面識のある商談相手の情報が記載されている。

これらの情報を一元管理し、会社全体で戦略的に営業効率を向上させようというサービスが「名刺 de 商売繁盛」だ。同社が顧客の営業支援を切り口に「販路拡大」のサポートができないかを検討している際、別部署との営業バッティングが発生するという課題に直面。会社での名刺の一元化管理から営業の効率化、見込み顧客の育成まで行えるサービスを開発することがきっかけとなった。

ヤマトシステム開発のデータセンターでセキュアに名刺管理

ヤマトシステム開発は、ヤマトグループの中でも古くから情報システムを司る歴史の長い会社。開発・運用という極めて責任の重い分野で鍛え上げられた姿勢は、「名刺 de 商売繁盛」でも活かされている。名刺という個人情報を管理するサービスでは、安全性や信頼性も選択の指標となる。無数の個人情報をセキュアに扱ってきた長い実績がある同社のデータセンターで安全に管理されるのだ。

「名刺 de 商売繁盛」の検索画面

「名刺 de 商売繁盛」は、多機能性にも特徴がある。業種やタグなどの付帯情報が自由に設定できる。グループ分けが自由自在に行えるので、A見込客、B見込客、C見込客などのランクによるタグ付け、100名以下、300名以下、500名以下などの従業員数によるタグ付け、受注、資料送付、商談など進捗によるタグ付けと自由自在だ。"コンタクト"と呼ばれる時系列で記録を残せるメモは円滑な引き継ぎにも一役買う。

共通タグ、個人タグと自由にタグ付け。タグごとのCSV抽出も可能だ

実践的な機能としては、社内人脈の中で営業先キーマンとの面識がある社員をカンタンに割り出せる"人脈"機能がある。全ユーザーが所有する名刺情報から、先方の組織図を表示、面識のある社内人脈からアプローチするために最適な営業ルートを割り出せるのだ。

キーマンとの面識がある社員をカンタンに割り出せる"人脈"機能

気が利いているのは、検索結果の基本インターフェース。地図、メール、ホームページへのアイコンが備わっている。何気ないところと思われがちだが、使う側の立場になれば断然使いやすい。いちいち住所をコピーして、ブラウザで検索しなおす小さな作業も積み重なるとストレスになる。

検索結果の基本インタフェース

また、リーズナブルな料金体系も大きなポイント。ユーザー課金制度ではなく、何人つかっても月額30,000円(税別)。名刺枚数は20万枚まで無料になる。

2014年7月7日には、ユーザーからの要望が多かったという「メール配信機能」と「グループ権限機能」を新たに搭載する予定だ。今後もユーザーからの声を反映し、管理からマーケティングまで広く機能を上げていくとのこと、安全性を担保しながらの着実なバージョンアップが期待できるだろう。

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