Windows Server 2022には、Datacenter、Standard、およびEssentialsの他に、もう1つ、AzureおよびAzure Stack HCI上のインスタンスとしてのみ実行できるWindows Server 2022 Datacenter Azure Editionが存在します。この特別なエディションはDatacenterのすべての機能に加えて、Azure Edition限定の機能があります。
Windows ServerのAzure Editionとは
「Windows Server Datacenter: Azure Edition」は、クラウドまたはオンプレミスとクラウドのハイブリッド環境において、Azureでの実行に最適化され、仮想化に重点を置いたWindows Serverの特別なエディションです。
仮想マシン(VM)での実行のみをサポートしており、物理環境へのインストールはできません。Azureでは追加のライセンス要件なしでデプロイおよび実行できます。オンプレミスでは、Azure Stack HCI上のインスタンス(Hyper-V VM)として実行することができます。ただしその場合、ソフトウェアアシュアランス(SA)またはAzure Stack HCI向けのWindows Serverサブスクリプションライセンスが必要です。
最新のWindows Server 2022 Datacenter: Azure Editionは、Windows Server 2019およびWindows Server 2022ベースのプレビューを経て、2021年11月に一般提供されたAzure Editionの最初のバージョンになります。