まずは、Power Automateのレコーダー機能を活用して操作を自動化する方法を身に付けよう。今回は、Windowsの背景画像とモードの変更を自動化する手順を紹介する。実用的なサンプルになるので実際に自分で試して操作に慣れていただきたい。
Power Automateのレコーダー機能について
これまで手動で行っていた操作をPower Automate (Power Automate for Desktop)で自動化するには、同アプリケーションのレコーダー機能を使って操作を記録する。
Power Automateでは編集画面の左に「アクション」が整理した状態で列挙されている。このアクションを編集画面の中央に配置することで自動化を組み上げるのが基本的な方法だ。プログラミングの経験があればある程度のフローは組みやすいが、プログラミングの経験がないと正しくアクションを設定するのは難しいだろう。
ここでレコーダー機能を使えば、ユーザーの操作をアクションと認識して自動的に編集画面の中央に配置できる。これだけでもさまざまな業務の効率向上が見込めるため、最初に使いこなせるようにしておきたい。