前回までに、件名に日付を入れたメールをGmailで新規作成するところまでの作業をPowerAutomateで自動化できるようにした。その際、入力される日付はメール作成日になるようにしていたが、実際の業務では当月末、翌月末、翌々月末、当月25日、翌月20日といった特定の締め日を扱うことも多い。Power Automateで業務を自動化する際には、そうした特定の日付を生成する必要に迫られることがある。今回は、日付の計算方法と加工方法についてのサンプルを紹介していく。
今日の日付をダイアログで表示
まず、今日の日付をダイアログで表示する処理をPower Automateで作成する。次のように「日付サンプル」というフローを新規作成する。