今回は、これまでの取り組みをまとめてみたい。まず、WindowsにサインインするタイミングでWSLを自動起動してUbuntuを動作させる。続いて、UbuntuにインストールしたWebサーバを自動起動させる。これでWindowsにサインインしたらUbuntuのWebサーバが自動的に使えるようになる。WindowsでUbuntuを常用するなら、知っておきたい設定方法だ。→連載「WindowsでUbuntuをはじめる」のこれまでの回はこちらを参照。
Windowsサインイン時にWSLを実行する
まず、WindowsにサインインしたらWSLが動作するように設定する。方法は複数あるが、Windowsのタスクスケジューラを使ってサインイン時にWSLコマンド(C:\Windows\System32\wsl.exe)を実行するように設定するのは順当な方法だ。
タスクスケジューラを起動してタスクを追加する。
トリガーは「ログオン時」に設定する。