「Making “Social” Social Again(ソーシャルを再びソーシャルに)」。ブログ文化を切り拓いた「Blogger」、140文字でのつぶやきを世界に広めた「Twitter」、そしてパブリッシングプラットフォーム「Medium」などを設立し、成功に導いてきたエヴァン・ウイリアムズ氏(Ev Williams)が、新たなソーシャルサービス「Mozi」を発表しました。「テックトピア:米国のテクノロジー業界の舞台裏」の過去回はこちらを参照。
シンプルなソーシャルアプリ「Mozi」
発表投稿のタイトル「Making “Social” Social Again」は、トランプ氏の「Make America Great Again(MAGA:アメリカを再び偉大に)」をもじったものです。
Moziは、人と人とのつながりを構築するためのシンプルなソーシャルアプリです。写真や動画の投稿、いいね、フォローといった機能は一切ありません。連絡先アプリと連携し、友人や大切な人が同じ場所(またはイベント)にいることを知らせるのが主な機能です。
たとえば、Appleの開発者カンファレンスWWDCのパブリックビューイングに当選してシリコンバレーを訪れるとして、Moziに登録していれば、他の参加者や現地に住む友人に通知が届きます。同じイベントに参加していたことを後から知って残念に思うのをなくしてくれるサービスです。