BEDORE社は9月14日、同社の自動対話エンジン「BEDORE(ベドア) Conversation(以下、BEDORE)」をネグロス電工が導入したと発表した。

ネグロス電工が従来、8部門で導入していたチャットボット製品は、利用頻度が低く、導入目的である問い合わせ業務の削減が達成できていなかったという。また、回答精度を高めるために行っていたチューニングでも十分な成果が上がらないことも課題視されていた。

ネグロス電工では、BEDOREの導入を検討するにあたり、PoCを通して精度検証を実施。導入中のチャットボットとBEDOREのエンジンとでFAQへの回答を比較したところ、BEDOREの精度は94%と既存のものよりも高い結果が得られたため、技術部をはじめとする複数の部署への導入を決定した。

検討においては、言葉のゆらぎに対する精度の高さ、欲しい情報にたどり着けるスピードのほか、問い合わせに頻出する専門用語や特殊ワードの登録ができ、チューニングがしやすいといった運用面での利点も高い評価を得たとしている。