MOTEX、新ブランド「LANSCOPE」を発表 - コンセプトをイメージしたTVCMもスタート

エムオーテックス(MOTEX)は7月5日、IT資産管理・情報漏えい対策ツール「LanScope Cat」とエンドポイント管理ツール「LanScope An」をリブランディングし、新ブランド「LANSCOPE」をリリースすると発表した。

発表会では、MOTEX 代表取締役社長 宮崎吉朗氏によってリブランディングの背景や今後の活動コンセプトが語られたほか、妻夫木聡氏を起用した新TVCMが発表された。

コンセプトは「働き方を、平和に変える。」

登壇した宮崎氏は、「今回のリブランディングは、顧客の要望に応えるために実施するもの」だと説明する。

「LanScope CatはPCを対象にオンプレミス型で提供されていましたが、テレワークが進む最近は特に、クラウドでも管理したいと言われるようになりました。一方、LanScope Anはクラウド型で主にモバイルが管理対象ですが、PCに対してもLanScope Cat並みの高度な管理をしたいという声があり、LanScope Catの機能をLanScope Anに移植してきました。

結果として、オンプレかクラウドかという違いがありますが、両者の機能は似通ってきています。しかし、LanScope CatはPC、LanScope Anはモバイルというイメージが強く、お客さまに正確に価値を伝えられていませんでした」（宮崎氏）

こうした課題を解決するために、今回リブランディングにより、新ブランド「LANSCOPE」をリリース。従来のLanScope Cat、LanScope Anはそれぞれ「LANSCOPE オンプレミス版」「LANSCOPE クラウド版」として提供される。

新ブランドのコンセプトは「働き方を、平和に変える。」。「PCやモバイルデバイスが安全で快適に利用できる環境を提供し、その先にいる”働く人”が、セキュリティの心配をすることなく、平和に働ける環境作りを追求する」としている。

「LANSCOPEは、PCからモバイルまで統合管理できるブランドとして再出発する。情報漏えい対策もウイルス対策も、この1本で対応できる」と宮崎氏は力を込める。

今後の活動コンセプトとして「With 情シス、More Smile（情シスとともに、すべての人に笑顔を）」を紹介した宮崎氏は、「顧客である情報システム部門と、その先にいる働く人やその家族を笑顔にする活動をしたい」とコンセプトに込めた思いを語った。

発表会後半では、その第一弾として、CMキャラクターに妻夫木聡氏を起用して制作されたTVCMが披露された。CMのテーマはLANSCOPEのおかげで訪れる「平和な時間」。リモートワーク中の妻夫木聡氏と猫のほのぼのとしたやり取りが描かれる。

登場した妻夫木氏は、「今回、LANSCOPEさんに見守られることで、安心してリモートワークに取り組める、というのをテーマにしたCMでした。『働き方を平和に変える』というのがテーマだったんですけれども、今回（猫の）カツオくんと一緒に、平和に笑顔で楽しくリモートワークする様子を演じさせていただきました。皆さんにCMを見ていただければ嬉しいです」とコメントを寄せ、発表会を締めくくった。