キヤノンマーケティングジャパングループのスーパーストリームは5月24日、請求書の解析に特化したAI搭載の「SuperStream-NX AI-OCR(請求書明細)」を2021年6月1日より提供開始するとオンライン会見で明らかにした。
2021年度末に1万社への導入を目指すスーパーストリーム
冒頭、スーパーストリーム 代表取締役社長の角田聡志氏から経営方針に関する説明があった。SuperStreamは中堅~準大手向けの会計・人事給与システムとして現在では導入社数が9779社(2021年3月末)に達し、2021年度末までに導入社数1万社の達成を目指している。
目標達成に向けて、角田氏は「今後、ERPはオンプレミスの縮小に伴い、クラウドを主流とした市場に変化していく。そのため『ダントツな製品力』『クラウド変革』『パートナーシップ』を重点戦略として掲げている」と力を込める。
製品力では、競合と比べてダントツな製品を作り上げ、スピード感を持った商品企画と開発力を示していくことに加え、クラウド変革についてはサブスクリプションのビジネスモデルへの変革、オンプレユーザーの離反防止、クラウド専門部隊として「SSクラウド部」を新設。パートナーシップに関しては85社のパートナーとともにソリューションを提案していく。
同氏は「当社のミッションは『日本の会計・人事を変える、もっと優しく、もっと便利に』であるため、今後もよりよい製品を提供していく」と胸を張っていた。