グーグル・クラウド・ジャパンはこのほど、オンラインでLIXILのGoogle Cloud採用に関する記者説明会を開催した。
重点的に取り組む製造業への支援
まず、グーグル・クラウド・ジャパン カスタマーエンジニアの浅沼勉氏は「製造業はGoogle Cloudが特に重点的に取り組んでいる業種の1つだ。新型コロナウイルスの感染拡大以前も製造業は、コスト削減のプレッシャーや現場の効率化に向けたモダナイゼーションなど、多くの課題に直面していた」と指摘する。
そのうえで、同氏は「感染拡大の影響で業界全体がニューノーマルに適応していくなか、メーカーは新しい働き方や収入源などを模索している。そのような状況下において、新しい運用方法や消費動向に対応するためのベストプラクティスを発見・改良し、展開していくことに注目が集まっている。これにはリモートワークの拡大やAIの産業化、サステナビリティへの注力、デジタルトランスフォーメーション(DX)の大規模な推進などが含まれる」との認識を示す。