ネットを活用した新しい学校を標榜し、2016年4月に開校した通信制高校「N高等学校」。あれから3年。春分の日を翌日に控えた2019年3月20日、初めての卒業式が行われた。
多くの著名人が登場し、サプライズ演出も行われた式の様子を、写真で簡単にご紹介する。
VR入学式同様のネット融合式典
世界初の「VR入学式」で話題を呼んだN高の1期生。卒業式は、VRこそ取り入れなかったものの、ニコニコ生放送での中継や、スクリーンにコメントを流す”基本姿勢”はそのまま。豪華来賓やサプライズゲストによる生中継など、参列者を喜ばせる演出がふんだんに盛り込まれたセレモニーとなった。
3年前の4月6日、東京都港区のニコファーレで行われたVR入学式。当時の式に参加したN高1期生が卒業を迎えた |
卒業生は1593名。その一部が来場し、卒業証書を受け取った。来場できない卒業生もコメントなどで参加できるよう、式の様子はニコニコ生放送で配信された。
来場できなかった生徒の代理で、ロボットが卒業証書を受け取った。ロボットのディスプレイには、シリコンバレーで動画取材を続ける佐々木 雅斗さんが代表で登場。現在の活動内容や今後の目標を現地から生中継で紹介した |
経験豊富な豪華メンバーによる祝辞
卒業証書の授与が終わると、校長の式辞、来賓の祝辞へ。元文部科学大臣の伊吹文明氏らが、それぞれの立場から今後の人生に向けたアドバイスを送った。
伊吹 文明 元文部科学大臣も登壇。「自分の価値観を持ちつつ、他人の価値観を寛容に受け止められる人間に育って欲しい」とコメントした。なお、直前に登壇した山中 理事長は、60年ぶりの教育基本法改正に挑んだ「戦友」だという |
祝辞は、来場できなかったゲストによるビデオメッセージへと続く。ビデオメッセージには、N高の理事を務める山中伸弥 京都大学iPS細胞研究所所長から、スクーリングでお世話になった沖縄県 伊計島の共同売店の店員まで、多くの方が登場した(以下はその一部)。
最初に登場したのは、iPS細胞の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大学 山中教授。数多の失敗の中で予想外の発見を繰り返してきたという同氏は、「同じ後悔でも、やらずに後悔するより、やって後悔したほうが、はるかに良い経験になる」と金言を送る |
ビデオメッセージの後は、サプライズの生中継へ。車で移動中のDA PUMPが登場し、会場とネット双方の生徒の質問に答えた。