カオナビ社は11月15日、ワンダーテーブルがクラウド人材管理ツール「カオナビ」を導入したと発表した。
飲食店をフランチャイズ展開するワンダーテーブルでは従来、人事評価データの管理にExcelを使用していたが、評価項目が多く、管理に手間がかかっていたほか、メールでの提出だったためチェックにも時間がかかり、人事評価の遅延が発生していた。
また、店舗によっては1台のPCを全員で共有しており、人事評価の時期になると混み合うことや、他のスタッフの人事評価データがPC画面に残っているケースがあることなども課題視されていたという。
カオナビの導入により、同ツールの人事評価機能「SMART REVIEW(スマートレビュー)」を使うことで、評価者と被評価者が互いの入力内容を見ることなく、同じ期間内に入力することが可能となる。その結果、評価シートを個別に用意/回収する手間がなくなり、人事評価を決定する期間が2週間から1週間に短縮された。
自己評価と上長評価の入力期間が短縮されたことで、両者のギャップをすり合わせた上で、社員の納得度の高い最終評価を決定できるようになり、その後に行うフィードバック面談に時間をかけられるようになった。
加えて、カオナビでは進捗状況を一括管理できるため、データ提出を促すアナウンスなども容易に行うことができ、管理の手間削減につながったとしている。