コマンドプロンプトウィンドウの色を変更する color
Windowsコマンドにはコマンドプロンプトウィンドウの前景色と背景色を変更するためにcolorというコマンドが用意されている。
このコマンドは引数に前景色または前景色と背景色の指定を取るコマンドで、指定された色にコマンドプロンプトウィンドウの色を変更する。色の指定は0~9、A~Fの中から1文字を行うようになっており、それぞれ次の色に相当している。
値 | 内容 |
---|---|
0 | ブラック |
1 | ブルー |
2 | グリーン |
3 | アクア |
4 | レッド |
5 | パープル |
6 | イエロー |
7 | ホワイト |
8 | グレー |
9 | ライトブルー |
A | ライトグリーン |
B | ライトアクア |
C | ライトレッド |
D | ライトパープル |
E | ライトイエロー |
F | ブライトホワイト |
色の指定は次のようになっている。1文字だけなら前景色だけを指定したことになり、2文字指定した場合には1文字目が背景色、2文字目が前景色になる。
color [[背景色]前景色]
つまり、color 07のように実行すれば背景色がブラックで前景色がホワイトということになる。1文字の場合背景色は自動的にブラックになる。colorコマンドを引数なしで実行した場合にはデフォルト(背景色:ブラック、前景色:ホワイト)になる。
colorコマンドの実行例
colorコマンドは実際に実行した結果を見るのがてっとりばやい。次にcolorコマンドの実行結果を掲載する。
このようにcolorコマンドを使用することでコマンドプロンプトウィンドウの色を変更することができる。colorコマンドで変更できる色は実行中のセッションに限られているため、コマンドプロンプトウィンドウを終了すると破棄される。
永続的にコマンドプロンプトウィンドウの色を変更した場合には、設定ダイアログから色を変更すればよい。