シアンス・アールは7月18日、同社が独自開発したスマホIP無線「Aldio」をJALエンジニアリングが採用したと発表した。
Aldioは、音声によるリアルタイムな情報共有ができるスマホIP無線サービス。Android、iOSに対応しており、スマホにアプリをインストールするだけで利用を開始できる。au、ドコモ、ソフトバンクに対応し、通話内容の履歴をいつでも確認することが可能となっている。
JALエンジニアリングでは、専用のIP無線機を使用していたが、すでに配布済みのiPhoneとは別に所持する必要がある上にサイズが大きく、持ち歩く整備士に多大な負担をかけていた。
Aldioの導入により、これまで整備士が別途携帯していた無線端末をiPhoneに統合して、整備士の負担を軽減するとともに、無線の運用コストを1台あたり月額数千円削減。また、Bluetoothスピーカーマイクを併用することで、騒音環境下でもストレスなく通話が行えるようになり、整備士同士のコミュニケーションが向上したという。