スカイコムは7月17日、三菱UFJ信託銀行が保険業務システムにスカイコムのデジタルインク開発キット(API)「SkyPDF WebAPI」を採用したと発表した。
同開発キットは、タブレット端末のWebブラウザを介して表示したPDFに、電子ペンを使って手書き文字入力/電子サインが行えるというもの。顧客が書面に電子サインした日付と時刻を証跡として書面に刻印してPDF内に保持するほか、意向確認書で入力した情報を保険商品選定シートに自動転記することで、顧客の意向通りに商品が選ばれていることを明確にする。また、手続きが途中で終了する場合は、WebAPIサーバ内にその時点までの入力データを保持し、再開時には前回終了時のステップから作業を始めるとことができる。
導入により、渉外/窓口での保険商品販売時、タブレット端末の画面ナビゲーションに従って勧誘/販売を行うことで、高品質なサービス提供が可能となると共に、事務的なミスを防止できるとしている。