SATORIは6月12日、ログミーがマーケティングオートメーション(MA)ツール「SATORI」を導入した事例を公開した。
カンファレンスなどでの講演や発言を全文書き起こすメディア「ログミー」を運営するログミー社の営業活動は、営業担当者がイベントを行っている企業に架電してアポイント獲得につなげるというもので、受注に結び付くケースは少なかったという。また、既存見込み顧客に対しては営業担当が各自の勘と経験に頼って管理・アプローチを行っていたため、会社としてはノウハウの管理や蓄積ができていない点も課題となっていた。
そこで、MAツールの導入検討を開始。既存の見込み顧客を継続的に育成でき、(氏名や所属企業名、メールアドレスなどを獲得できていない)匿名見込み顧客へのアプローチが可能なことが決め手となり、2018年1月、SATORIの導入に至った。
導入により、見込み顧客に対するサービス認知や活用シーン理解促進のためのメルマガ配信が可能になったほか、サイトにアクセスした企業や個人を把握できるようになったことで新規顧客開拓が効率化されたという。
今後は見込み顧客リストがある程度増えた段階で、営業組織をインサイドセールス重視のものへと転換し、さらなる営業効率化を図るとしている。