データを見る前に、ユーザー視点でサイトを見よ
「Googleアナリティクスのレポートを上から見ていっても気づきは見つかりません」
――小川氏はGoogleアナリティクスがテーマのセミナーにもかかわらず、このように断りを入れる。
「大切なのは、データを見る前にサイトを見ること」と小川氏。「ユーザとしてサイトを利用して、気になったこと・感じたことを記録に残していかなければなりません」と続けた。
サイトを見て、率直な感想を記録し、仮設を立てる。そのうえで分析のポイントや活かす方法を想定し、Google アナリティクスに向き合うことがファーストステップだと解説した。
気づきを得やすいセグメント、改善の考え方など、ノウハウ満載
講演では、Google アナリティクスを活用するためのポイントを多数解説。
「気づきを得るためにはセグメントが大事」としたうえで、効果的なセグメント項目として「新規・リピート」「デバイス別」「特定ページや機能の閲覧」「特定の遷移を実行」の4つを紹介。
さらに改善の考え方として、「良い点を伸ばす」「悪い点を直す」「特徴を活用する」の3点を挙げ、その具体例を解説した。
そのほかにも、メルマガやサイト内誘導の事例、レポートティング効率化/自動化ツールなども紹介。2時間の講演で、自身の経験に基づくノウハウをたっぷりと解説した。
* * *
本稿では、その講演スライドの一部を無償で提供する。興味のある方は、以下の資料紹介内のリンク、あるいは記事末の「今すぐ資料をダウンロード」ボタン、「ダウンロードBOXに入れる」ボタンからダウンロードしてほしい。
前回の講演から一部アップデート済み。過去にダウンロードした方もぜひ入手してほしい。
講演資料の内容
講演資料は全90ページ。豊富な事例とともに、アクセスデータから気付きを得る方法について解説しています。
改善施策を生み出すための考え方や、小川氏が保存しているUI事例なども紹介。資料の最後には、分析レポートを自動生成するためのツールも掲載されています。
<PDF内容>
- 一番行ってはいけなこと
- データはただ眺めていても意味がない
- データを2つの軸で見て気づき発見しよう
- カスタムレポートを使って粒度別のデータを取得する
- 気付きが発見しやすいセグメント
- 分析で得られる気づき
- 改善施策をどのように思いつくか
- 数値の良い・悪いには理由がある
- 良いメルガと悪いメルマガの違いは?
- 世の中の「良い」施策を保存する
- ワンランク上のGA活用
- レポート効率化・自動化
- AnalyticsEdge、Google SpreadSheet、Google Data Studio
……など