ワークスアプリケーションズは4月16日、野村不動産が総合不動産管理システム「HUE Real Estate」をはじめとする5製品を採用したと発表した。
野村不動産は、中長期経営計画で「賃貸事業の収益拡大」、および「グループ連携」を重点戦略として掲げている。その実現に向け、野村不動産と主要グループ3社(野村不動産パートナーズ、NREG東芝不動産、ジオ・アカマツ)にて、賃貸業務システム刷新プロジェクトを開始した。
プロジェクトでは、約1年をかけ、賃貸事業のバックオフィス業務の課題とあるべきシステム像を検討。その結果、定型業務の「効率化」と、収益管理などにおける「付加価値業務へのシフト」を通じ、働き方改革に貢献する方針を決定し、将来的な業務集約を見据えたグループ統合システムへと刷新することを決めた。
システム選定にあたっては、さまざまな業種・業態に必要な業務機能を標準搭載していることや、グループ各社の業務の統合管理が可能な点などが高く評価され、HUEの採用に至ったとしている。