「AI、機械学習、深層学習(ディープラーニング)はどう違うのか?」
「ディープラーニングはどういった仕組みで、何ができるのか?」
「導入の際にはどんな準備が必要で、どれくらいの費用がかかるのか?」
――そんなAI未経験者の疑問を解決するべく、IT Search+ スペシャルセミナー 第61回では、「教えてカナコさん! AIってなあに?」と題して、AIの基本を解説した。
講師は、本誌連載「教えてカナコさん! これならわかるAI入門」の著者であり、国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)にてAI対話システムの研究に従事する大西 可奈子氏。質問役は、難しいトピックスを独自の視点で解き明かす山田井ユウキ氏にお願いした。
国立研究開発法人 情報通信研究機構 ユニバーサルコミュニケーション研究所 データ駆動知能システム研究センター 専門研究員 大西 可奈子 |
チャットボットを大別すると?
参加登録者から事前に質問を受け付け、それに回答するかたちで進められた本セミナー。用語の定義から仕組みの話、ビジネスでの活用法や、未来のテクノロジーまで幅広いトピックスが紹介された。
例えば、実用性の高い話題の一つとしてチャットボットの解説があった。
チャットボットを大別すると、「質問応答」「シナリオ対話」「自由対話(選択型)」「自由対話(生成型)」があり、精度の高いものを作る場合、対話の自由度が高いほうが難しくなる傾向にある。
また、対話システムのプラットフォームは国内においても、NTTドコモ、IBM、Micrsoft、Nextremer、アドバンスト・メディアなどから提供されており、マーケティングのみならず、オペレーションのサポートなどの実用目的でも多数使われているという。
セミナーではそのほかにも、データの準備や、シンギュラリティ(2045年問題)など、さまざまなトピックスを紹介。AIの世界に踏み込む最初の一歩を後押しする内容となった。
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本稿では、同セミナーの講演スライドを無償で提供します。
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講演資料の内容
講演資料は全51ページ。参加登録者から寄せられた質問に答えながら、AIの基本について解説しています。
よくあるAIの質問に対して一通り回答している本資料。ディープラーニングの仕組みについての図解もあるので、ぜひご覧ください。
<PDF内容>
- そもそもAIと何か
- ディープラーニングって?
- 自動返答するものはぜんぶAI?
- チャットボットにはどんな種類があるの?
- AIとビジネス
- AIを業務活用するのに必要な人材・スキルとは?
- AIを使うのにどれくらいのお金がかかりますか?
- AIを導入するコストには2種類ある
- AIを導入は自社でどこまでやるべきなのか?
- AIにとってかわられる職種とそうでない職種は?
……など