Finatext、日本IBM、日本情報通信(以下、NI+C)の3社は7月31日、北陸銀行が同日開設したロボアドバイザー「投信ロボアドバイザーはてなくん」の構築を支援したと発表した。

ロボアドバイザーとは、利用者がスマホやタブレットといったモバイル端末を使用して年齢や運用目的といった質問に回答すると、投資スタイルを判断し、ポートフォリオ(資産配分)や商品の提案を行うサービス。FinatextがロボアドバイザーのエンジンやUI/UXを提供し、日本IBMがアプリ基盤の構築を担当した。

また、ITインフラについては、IBMのクラウド「IBM Bluemix Dedicated」上でNI+Cが構築・提供する「NI+Cアプリ開発・実行環境提供サービス(NI+C Cloud BMD)」を採用。日本IBMとNI+Cは、IBM Bluemix上でのAPIやアプリケーション開発、運用支援を通じて、地方銀行のFinTech活用を推進するコンソーシアム「地方銀行向けBluemixコンソーシアム」を2015年10月に設立しており、今回の構築支援はその一環となる。