Atomが魅力はその活発なパッケージエコシステムにある。Atomはパッケージを使って機能を拡張することが可能で、デフォルトインストールのAtomもすでに80近いパッケージがインストールされている。パッケージはAtomの基本であり重要な機能だ。
インストールは検索して1クリック
設定ダイアログから「Packages」を選択すると、インストールされているパッケージを確認したり、パッケージの設定を変更したり、パッケージをアンインストールしたりできる。
新しくパッケージをインストールする場合は「Install」タブをクリックする。この画面ではキーワードによるパッケージ検索が可能だ。
Vim的機能のインストール
例えば次の画面はキーワードに「vim」と入力して、このキーワードを含むパッケージを表示させたものだ。
テキストエディタ「Vim」の操作に慣れたプログラマは少なくない。AtomでVimと同じ操作ができると楽チンなので入れてみよう。
検索すると候補が表示され、さらに「Install」のボタンが表示されるのでこれをクリックすればインストールが完了する。
インストールしたパッケージはすぐに削除できるし、削除はせずに無効化しておくこともできる。気になるパッケージがあればインストールして使ってみて、気に入らなければアンインストールするなり無効化すればよい。
Vimモードは使ってみるとなかなか便利だ。
人気の高いパッケージはいくつかあるが、使い勝手は編集するファイルの種類によって変わってくるので、それぞれが気になったものを探すのがよいだろう。
入れておくと便利なminimap
汎用的に使えるパッケージとして「minimap」を紹介しよう。これはファイル全体を小さくまとめたマップを表示するもので、「Sublime Text」を使っているユーザならお馴染みの機能だ。
Sublime TextユーザとしてはこのUI/UXがないとなかなか落ち着かないものだ。
あらかじめパッケージを探してまとめてインストールするよりも、こんな機能があったら便利だなと思いついたときに検索してパッケージを探すようにするとよいだろう。筆者の経験からすると、まとめて調べたパッケージは結局使わないことが多いので、必要になったときにインストールするのがお薦めだ。