キリバ・ジャパンは4月17日、荏原製作所がSaaS型型財務・資金管理ソリューション「キリバ・エンタープライズ」を導入したと発表した。
大手産業機械メーカーである荏原製作所は、海外展開を支えるためのコーポレート機能強化を進めており、本社による海外拠点の資金の可視化、モニタリング機能のレベルアップが急務となっていた。そこで、アジアや中南米などの新興国を含め、多数ある海外拠点もカバーできる資金・財務管理ソリューションの導入を検討。キリバ・エンタープライズの採用に至ったという。
選定にあたっては、多言語によるサポート体制や整備されていることや、短期間でシステムの導入・可視化が実現可能なこと、多種多様なフォーマットによる分析ができることなどが評価されたことに加え、グローバルな銀行接続の実績が決め手になったとしている。
海外子会社の資金の可視化については、まず資金ポジションの大きい会社と、本社が特にモニタリングしたい会社を対象にスタート。導入により、本社主導でリアルタイムかつ地域別、通貨別に海外子会社が保有する資金の把握が可能となったとしている。