BizMobileは1月31日、アデランスがクラウド型MDM(Mobile Device Management)サービス「BizMobile Go!」を採用したと発表した。
アデランスでは、2009年のiPhone導入時より、資産管理を主目的に、携帯キャリアが提供するMDMサービスを利用した端末管理を行ってきた。その後、2012年にiPadを導入したのを契機に、より機能の充実したMDM製品への切り替えを検討。国内外の製品を問わず、さまざまなMDMサービスを比較した結果、BizMobile Go! の採用に至った。
選定にあたっては、各種機能が充実していたことや管理コンソールの使いやすさ、Appleが提供するiOS端末導入支援サービス「Device Enrollment Program (DEP)」に対応していたことなどが決め手となった。なかでも、複数の用途に合わせた端末の設定をテンプレート化し、遠隔操作で反映することができるテンプレート機能が評価されたとしている。
全国の店舗および営業担当者が利用するiPhoneとiPadは合わせて約1,500台あり、各店舗では扱う製品やサービスが異なる。さらに、利用者によって役割・端末の用途も異なるため、従来はそれぞれに合わせてアプリをインストールしたり、セキュリティを設定したりする必要があった。今回の導入により、管理者がリモートでテンプレートを変更するだけで端末の設定を更新できるようになり、運用・管理の負荷が軽減されたという。