Faber Companyは12月15日、ビズリーチが人工知能(AI)を活用したコンテンツマーケティングツール「MIERUCA(ミエルカ)」を導入したと発表した。
MIERUCAは、Faber Companyが10年以上蓄積したSEO・コンテンツマーケティングのノウハウをシステム化し、2015年3月に産学共同でリリースしたもの。自然言語処理を応用してユーザーのニーズを網羅的に抽出し、評価されやすいコンテンツづくりを支援する。
ビズリーチでは今年8月に、プロフェッショナル人事のための専門メディア「BizHint HR(ビズヒントHR)」のWeb版およびiOS、Androidアプリをリリース。そのコンテンツの質向上と、メディアへの流入数を高めるための支援ツールとしてMIERUCAが導入された。特に、検索意図の分析がコンテンツ作成コストの削減につながることを期待しているという。
ビズリーチでは、「コンテンツの軸となるキーワードの調査」「コンテンツ構成案の作成」「既存コンテンツのリライト案作成」などにMIERUCAを活用し、オーガニック検索からの集客力向上を狙う。また、SEO施策の進捗状況を容易に可視化できる点も経営陣から評価されており、BizHint HR以外の事業にも導入を進めているとしている。