アシストは10月3日、同社が販売を手掛けるBIプラットフォームパッケージ「WebFOCUS EVO」が、安川シーメンス オートメーション・ドライブの全社情報活用基盤に採用されたと発表した。

安川シーメンス オートメーション・ドライブの営業部門では、これまで年度予算の受注数や売上見通し、見込み案件の状況をCRMで管理してきたが、独自開発による処理とデータ量の増加などによってパフォーマンスが低下し、動作が不安定になっていた。そこで同社は既存CRMのリプレースを決定。2015年12月に、SAP ERPとWebFOCUS EVOを活用した全社の情報活用基盤が構築された。

導入後は、営業部門・営業管理部門・技術部門・カスタマーサービス部門など約200名が利用しており、GUIとソースコードによるハイブリッドな開発がレポート構築の工数削減につながっているという。また、SAP ERPの汎用モジュールを利用することで、データの受け渡しや検索処理の設定簡略化が可能となったほか、システムが安定し、運用保守の負荷が大幅に軽減されたとしている。