「Facebookアカウント運用の一般的な課題は、ファンをたくさん集めても、それを売上に結び付けづらいという点でしょう。しかし、それも過去の話です。今は、Facebook Messengerを使って、購買につながるやりとりができるようになっています」
トランスコスモス デジタルマーケティング・EC・コンタクトセンター統括 インターネットプロモーションサービス本部 ソーシャルメディアサービス部 部長の所 年雄 氏 |
――マイナビニュース スペシャルセミナー 第19回 『運用者必見! 結果を出すSNS活用テクニック』の講演の一幕である。
講演者は、トランスコスモス ソーシャルメディアサービス部 部長の所 年雄氏。2012年に同社内で設立された、ソーシャルメディアの運用サービス拠点「渋谷ソーシャルメディアセンター」の責任者を務める。同センターは、自社サービスのSNSアカウントはもちろん、クライアントのアカウントに関しても運用も請け負う部署で、膨大なノウハウが蓄積されている。
講演では、その所氏が、Twitter、LINE、Facebookの3メディアに絞って企業アカウント運用のポイントを解説。事故を防ぐための原則や、目標達成に向けた運用手順を紹介した。
Facebookで売上アップのポイントはMessenger活用
前述のFacebookアカウントに関しては、ファンを増やす運用のポイントして以下の5点が紹介された。
- 週に3回以上
- 1日あたりの投稿は、1回、多くても2回まで
- 時間は14~16時が拡散されやすい
- 文字数は一般的に100文字以内が効果的と言われている
- 写真を大きく表示する
そのうえで、「Facebookのスマホアプリに関しては、メッセンジャーが分離されている。これを使って、LINEの公式アカウントのような運用を行うことで、具体的なアクションにつなげられる」と解説。具体的には、質問をオペレーターが受け付けたり、AIを活用したチャットコマース対応を進めたり、といった運用が紹介された。
セミナーでは、その他にも、LINE公式アカウントにおける数十万件のリアクションに対する運用法や、Twitterアカウントにおけるアクティブコミュニケーションの事例などを解説。
ユーザーの通常ツイートに対して自発的に反応していくアクティブコミュニケーションに関しては、「5~15分以内の返信が原則で、かつ過去に危険な発言をしていないかを調べ、趣味・趣向に合った言い回しを使う」ことなどが解説された。
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本稿では、同セミナーの講演スライドを無償で提供します。興味のある方は、以下の資料紹介内のリンク、あるいは記事末の「今すぐ資料をダウンロード」ボタン、「ダウンロードBOXに入れる」ボタンからダウンロードしてください。
また、講演レポートも後日改めて公開する予定なので、そちらもぜひご覧ください。
講演資料の内容
講演資料は全39ページ。各種ソーシャルメディアの特徴を分析した後、Twitter、LINE、Facebookの適したシーンや運用の流れ、活用のポイントを解説しています。
大企業から運用委託を請け負うトランスコスモス ソーシャルメディアサービス部ならではのノウハウが数多く詰まった資料になっています。事例や反応数の目安なども掲載されているので、ぜひ参考にしてください。
<PDF内容>
- 各ソーシャルメディアの特長
- 各ソーシャルメディアの利用ステージ
- Twitterメディア概況
- アクティブコミュニケーションの効果
- ハッシュタグの活用
- LINEの活用方法
- LINE公式アカウント
- LINEビジネスコネクトの活用
- Facebookの運用方法の考え方
- Facebookページ運用の注意点
- Facebookでの投稿コンテンツ
- Messengerでのサービス提供が本格化
……など