Zuora Japanは6月16日、同社の「リレーションシップ・ビジネス・マネージメント(RBM)」をチームスピリットが採用したと発表した。
RBMは、サブスクリプション(継続課金)型ビジネスモデルの支援に特化した業務効率化ツール。サブスクリプション・ビジネスのプライシングや見積り、Web販売、契約管理、請求・回収、売上計上、レポート・分析などの機能を備える。
チームスピリットでは、勤怠管理や経費精算、工数管理、電子稟議を一体化したクラウドサービス「TeamSpirit」をサブスクリプションモデルで提供している。同サービスでは、顧客の増加・多様化に伴い、提供当初から利用していた自社開発の請求システムでは対応しきれないという課題が浮上していた。
RBM導入後は、契約から請求、回収、売上計上のプロセスの一部を自動化することで、従来の約4割の業務効率化を見込む。また、RBMとSalesforceの連携によって営業プロセスも効率化。顧客単位のサービス利用状況の把握が容易になり、顧客ニーズに基づいたリレーション強化施策を提供できるようになったという。