日産自動車は5月18日、クラウド型人事ソリューション「Workday ヒューマン キャピタル マネジメント(Workday HCM)」の導入を発表した。国内に本社を置くグローバル企業の中で、Workdayの導入は日産自動車が初めて。
米Workdayは、2005年に米国で設立。財務・人事用のクラウドサービスとして、ヒューマンキャピタルマネジメント(HCM)やファイナンシャルマネジメント、分析用アプリケーションを開発・提供している。
日産自動車は、グローバル事業計画における人事プロセスの共通化などを図るため、全社規模でWorkdayHCMの導入を決めた。具体的には、グローバルレベルでの従業員情報の可視化や優秀人材の人財プールを構築したほか、ダイバーシティのさらなる強化も目指す。
国内では2015年より本稼働を開始しており、大規模導入にも関わらずスケジュール通りに稼働できた点を高く評価しているという。一方でWorkdayは、「日本特有の人事異動制度などにも対応することができると証明できた」としている。