こんにちは! 駆け出しクリエイター、のでこです。
日頃、イラストを描いたり、オリジナルグッズのデザインなどをしています。今日も新しいプロダクトの試作に余念がありません。つい先ほど、ビビっとくる新作のアイデアが浮かびました。その名も…ネコリョーシカ!
無類の猫好きのわたくし。猫型のプロダクトを色々作りたいと思っていて…。こんなマトリョーシカがあったら可愛いですよね♪
今はまだ駆け出しだけれど、目指すは、世界に名前を轟かせるクリエイター!! そのためには、まずオリジナルの商品を展開していくことが必要です。
展示会に出品したり、企業へ売り込んだりしていく為には、商品のモック(見本)が必要だと考えた私。思い立ったが吉日、身近にある素材でモック作りに取りかかりました。さて、どんな素材が良いだろうか…
粘土?
…手作り感が満載になってしまった。しかも内側の入れ子構造を作るのがとても難しく、挫折。
木??
か…可愛くない!! 仏師並みの技術が必要で、私には難易度が高すぎた。これも挫折! うーん…何とかして、立体的なモックを作ってみたい。しかし、適した材料や方法が分からない…。悩んでいた私のところに、あるお話が舞い込んできたのでした。
「3D CAD 使ってみない?」
とある日、マイナビ編集部さんよりお電話が。なんと、シーメンスPLMソフトウェアさんの製品である3D CADのソフト「Solid Edge」の体験版が45日間無料で使用できるので、トライアルして実際に何かオリジナルのプロダクトをデザインし、その記事を書いてみないか? との事。
…私は閃きました! もしかして、3D CADでネコリョーシカをデザインすればいいのでは…!?
シーメンスPLMソフトウェアのエンジニアの方に伺ったところ、曲線を含むデザインだと、難易度は高いが、ソフトを使いこなせば技術的にはネコリョーシカは作れるということ! また、母ネコ1匹をデザインすれば、子ネコはそのコピーを縮小することで対応できるので3D CADを使用することにメリットがある事も分かったのでした。
という訳で、私の3D CAD初挑戦企画「~ネコリョーシカを作ろう!~」が立ち上がりました。Solid Edgeを使って製品の3Dをデザインし、最終的には3Dプリンタで出力するまでを連載でお届けしたいと思います!!
思いもしなかった最初の壁
3D CADのソフトは、エンジニアや精密機械のデザイナー、理工学部の学生さんなどが使うことが多いと聞いています。「超」がつく程の文系の私にSolid Edgeのような難しいソフトが使いこなせるのか…?? それは私自身も、編集部も薄々感じていた不安ではありました。 実際に、インストールでまず壁にぶつかりました。なんと、Solid Edgeは、Windows専用ソフトだったのです…。
と、ここで、Mac上でWindowsのソフト起動を可能にする「仮想化ソフトウェア」というものが存在することを教えてもらいました。代表的なものにParallelsなどがあります。このような仮想化ソフトと、WindowsのOSの2つをインストールすればMac上でWindowsソフトを開く事ができるとのこと!
まず、仮想化ソフトとWindowsのOSをインストール。次にWindowsを起動した状態でSolid Edgeのソフトウェアをダウンロード(トライアル版はコチラからダウンロード可能なのです)。
しかし、ライセンスを認証せずSolid Edgeを開けないというトラブルが発生。
どうにかならないかと思い、FacebookのSolid Edgeページを通してエンジニアの方にアドバイスを頂き、作業を進めました。
そして、試行錯誤の末、ついにインストール完了!!!!
が、しかし、ここでぬか喜びしていてはいけません。やっとスタート地点に立ったところ。これからSolid Edgeを使いこなせるように特訓しなくては!
次回は、実際にチュートリアルに挑戦していく様子をお届けします! 果たして、私はSolid Edgeを使いこなすことができるのか?!
編集注:Solid EdgeはWindows向けに作られたソフトであり、Mac上での仮想化ソフトウェアでのスムーズな動作は保証されていません。今回は筆者の体験をそのままにお伝えしていますが、Solid Edgeの使用をご検討中に皆様にはWindowsでのインストールをお勧め致します。
協力:Solid Edge(シーメンスPLMソフトウェア)
Solid Edgeは、ゼロからスタートする設計にも、既存のものを改善する設計変更にも迅速に対応できる、3D CADソフトウェアです。
45日間無償評価版のダウンロードは、コチラから。
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