DELL/EMCのブース
DELLは水冷のサーバを多く展示していた。次の写真はColITの水冷システムを使った小型高密度のサーバである。
スパコン用ストレージでは圧倒的に強いDDN
スパコン用のストレージやバーストバッファでは圧倒的なシェアを誇るData Direct Networks(DDN)のブース。
InfiniBandの雄 Mellanox
Mellanoxは200Gbit/sでデータ伝送を行えるConnect X6ネットワークインタフェースカードを展示していた。このカードは、HDR InfiniBandと200G Ethernetをサポートし、ホストCPUとのインタフェースは、PCI ExpressのGen4のx16である。
Mellanoxは、2000平方フィートの大きなブースでいろいろと展示していたのであるが、詳しく見ている時間がなかった。
最大の4000平方フィートのブースを構えたIntel
Intelは「The Future Unleashed」というキャッチフレーズで自動運転などの展示を行っていた。
存在感を増したArm
CaviumのThunder X2がCrayをはじめ何か所ものブースで展示され、富士通の出展者フォーラムでポスト京のプロセサはArmアーキテクチャを使い、ベクトル拡張SVEを使うことが発表された。Armは、これまではスマホなどローエンドでの採用で、SCでは影が薄かったが、今回は存在感を大きく増していた。
2番目に単体で大きいブースを構えたNVIDIA
NVIDIAは大きなブースを構えているが、ハードウェアの展示は少なく、専門家が来場者の質問や相談に応じるという展示スタイルをとっていた。
GPUコンパイラを開発、販売するPGI
Portland Group(PGI)は、元々は独立のコンパイラ会社であったが、NVIDIAに買収されて、NVIDIAの一部になっている。このPGIブースの面積を合わせると4100平方フィートとなり、Intelブースの4000平方フィートを上回り、NVIDIAのブースが最大面積となる。
Google CloudでHPC
最近では、クラウドでHPCという使い方も出てきており、Google Cloudがブースを出していた。
華為(Huawei)
中国勢は米国、日本に次ぐ14団体がブースを構えていた。華為(Huawei)はサーバなども展示していたのであるが、ファンの電力を45%下げられるというField Synergistic Heat Exchangeというのが面白かった。
Lenovo
Inspur
Sugon
Bitcoin Mining Systems
15,360コアを持つBitcoin Mining Systemsのビットコインマイニング用のサーバ。
(次回は1月25日に掲載します)