本連載では、小売・飲食・サービス業や、建設・不動産・エネルギー資源、物流・運送業などさまざまな業界で取り組んでいる「映像データによる“現場DX”」の具体例を現場担当者の声と共にご紹介していきます。各業界にはどのような課題があるのか。そこで映像データを活用し、どのような効果が見られたのか。今回は、シェアリングエコノミーの現場です。

現場映像データを活用し、24時間利用できるシェアサロンを展開するGO TODAY SHAiRE SALON

2017年東京・原宿にオープンし、業界で高いシェアと支持を得ているシェアサロン「GO TODAY SHAiRE SALON」。所属美容師700名以上、全国35店舗(2022年8月現在)を展開している同社は、国内最大級のフリーランスの美容師向け統合型シェアサロンプラットフォームを運営しています。

GO TODAY SHAiRE SALONでは、フリーランス美容師の新しい働き方の場を提供。美容師が同社の運営する店舗に登録し、個室空間などの充実した設備で、一人ひとりのスキルとライフスタイルに合わせて働くことができます。

  • 「ビューティシャンを、もっと自由に、もっと楽しく」を掲げるシェアサロンのパイオニア

同社では、クラウド録画カメラを設置し、映像を活用した店舗運営を行っています。

「GO TODAY SHAiRE SALONの店舗は、施設の開館時間などの制限がない限り、24時間自由に利用できます。深夜の利用は多いわけではありませんが、人の出入りがあるため、クラウド録画カメラが店舗状況の確認に役立っています」(同社責任者)

同社のサービスに契約している美容師は施設内のフロア、バックルームへ自由に出入りすることが可能なため、備品の故障をはじめとした緊急時の対応などを主な目的に、映像を活用しているそうです。

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