タナカカツキ(マンガ家)著書には『オッス!トン子ちゃん』、天久聖一との共著『バカドリル』などがある。近年大人気のカプセルトイ「コップのフチ子」の生みの親でもある。

写真編集ソフトの定番「Photoshop」が、今年で25周年を迎えます。そこで、フォトグラファーやデザイナー、イラストレーターなど、このソフトを愛用している各界のクリエイターに、アニバーサリーイヤーを記念して、ご自身とPhotoshopに関するエピソード、そしてPhotoshopへのお祝いの言葉を寄せていただきました。

今回ご登場いただくのは、近年ではカプセルトイ「コップのフチ子」の生みの親として知られるほか、漫画や映像制作など多岐にわたる活動を行っている、マンガ家のタナカカツキさんです。

――はじめて触れたPhotoshopのバージョンと「第一印象」は?

90年に、雑誌の取材でバージョン1.0を体験したことがあります。それは衝撃的でした。自分で買ったのは93年、バージョン2.5(英語版)です。いよいよ光の絵の具の時代突入~~~!というかんじで、自分の創作スタイルも激変、毎日ワクワクしていたのを思いだします。

――普段の業務・活動におけるPhotoshopの使い方を教えてください。

マンガ制作、イラスト、写真、デザイン、グラフィック、動画の素材など、あらゆる局面においてPhotoshopを使用しております。20年以上も使い続けているソフトです。

――最もよく使う/気に入っているPhotoshopの機能は?

「アクション」、「トーンカーブ」、「調整レイヤー」、「塗りつぶしのコンテンツに応じる」、「スポット修復ブラシツール」、「パターンを定義」、「バッチ処理」、「レンズ補正」が大大大大大好きです!

その中でも、一番よく使う機能が「バッチ処理」+「アクション」です。大量の画像をバッチ処理でアクションを実行するときは、ロボットに対する人間の優越感を覚えます。

――最後に、25周年の節目を迎えたPhotoshopへの激励の言葉をお願いします。

25周年おめでとうございます 。「Photoshop」というアプリが25年以上、今なお現在進行形でクリエイターにとって最強のツールとなっていることに、あらためて驚嘆します。

“サウナ大使”・タナカさんの最新作

日本にたった二人しかいない“サウナ大使”の一人・タナカカツキ氏による、丸ごと一冊「サウナ」のマンガ。くすりと笑えて、お疲れ気味のあなたに、よーく効きます。そして本書の、信じられないほど気持ち良くなれちゃうサウナの入り方を実践すれば、あなたも今日からサウナ中毒患者! 昇天確実な全国サウナリストも収録されているので、読んですぐ「ととのい」に行っちゃおう。

書名:『マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~』1巻
著者:タナカカツキ
出版社: 講談社
定価:560円(税別)
発売日: 2016/1/22
ISBN-10: 4063885552
ISBN-13: 978-4063885552