今回は、PowerShellからMicrosoft Edgeで表示したWebページのセレクトボックスを操作する方法を紹介する。任意のアイテムを選択することはもちろん、どのアイテムが選択されているかの情報を得ることもできる。
→連載「PowerShell Core入門 - 基本コマンドの使い方」の過去回はこちらを参照。
操作に使うサンプルページ
今回は操作のサンプルページとして「https://getbootstrap.jp/docs/5.0/examples/cheatsheet/」を使用する。次のようなページだ。
このページの中程にセレクトボックスがあるので、これをPowerShellから操作する。
これまでに説明してきたように、スクリプトで操作するには対象となる要素のXPathが必要だ。次のように開発者ツールを起動して対象となる要素のXPathを調査する。
セレクトボックスはselect要素で構成され、ここの選択項目はoption要素で構成されている。それぞれ取り出すと次のようになる。
要素 | XPath |
---|---|
select | //∗[@id="sizing"]/div[2]/div[1]/div[2]/select |
option | //∗[@id="sizing"]/div[2]/div[1]/div[2]/select/option[1] |
option | //∗[@id="sizing"]/div[2]/div[1]/div[2]/select/option[2] |
option | //∗[@id="sizing"]/div[2]/div[1]/div[2]/select/option[3] |
option | //∗[@id="sizing"]/div[2]/div[1]/div[2]/select/option[4] |
これで準備は完了だ。