春らしくなってきましたね♪ だんだん日が長くなってきているのを実感します。
夕方になってもまだ明るい! そんなちょっとしたことで、気分が明るくなります♪ やっぱりお日様の光の影響力は大きいですね!
私は「光の春」という言葉が好きです。
これはもともと、ロシアで生まれた言葉なんですって。春になってもまだまだ気温の低いロシアで、春を感じるのは「光の強さ」なんだそうですよ。この頃、晴れた日に陽射しがとっても眩しく感じられます。まさに「光の春」です!
そして日本では、春の光とともに、気温も春めいてきました。
今、南からくる暖かい空気と北からくる冷たい空気がせめぎあっていて、どちらが日本の上空を覆うかによって、気温が春らしくなったり冬に戻ったりしています。
そして、冬の冷たい空気と春の暖かい空気がせめぎあっているところに前線ができて、雨や雪を降らせるのです。すっきりしないぐずついた天気は、いわば春が近づいている便りなのですよ♪
さて、2月末現在、まさに冬景色のバンクーバーオリンピックで盛り上がっています。
氷と雪の世界ですね。どの競技も難しそう! なんて、超素人的発言ですが、本当に相当な技術が必要なものばかりですよね。ただただすごいなあと思いながら見ています。個人的にはフィギュアスケート観戦に夢中です!
バンクーバーでは強風と霧に悩まされていましたね。
霧といえばロンドンですが、バンクーバーも同じくらい霧が発生する街のようです。インターネットでその霧の映像を見たのですが、夜の街に霧がたちこめている様子がなんとも幻想的でした。
カゼ? 花粉症とは認めたくない人たち
花粉も本格的な飛散シーズンに入ってきました。
私の周りには、症状が出ているのに花粉症だと認めない人が多い(笑)。くしゃみや喉の違和感は、あくまで「風邪のせい」だと言い張っています。
どうして認めないのか聞いてみると、「自分が花粉なんかに負けるわけがない」とか、 「花粉症と認めた途端、いっきに花粉症地獄に引きずりこまれる」とかいう答えが返ってくるんですよね。
まあ、気持ちは分かりますけど……。
私はもう中学生から花粉症の症状が出ていて、ずっと苦しんできました。私も当時から信じなければよかったのでしょうか。
まあ、後悔先に立たずということで、対処法を考えるしかないですね。薬が一番効くのは当たり前ですが、どうしても薬の成分で眠くなるし、喉も鼻もからっからになるので、私はどうしても! という時しか飲みません。
アナウンサーという声を使う職業柄、どうしても! という時が多いのですが、根本的に花粉症を治すために、結構いろいろな民間療法を試してきました。
ということで、今回、私の中の、花粉症に効くと思われる民間療法ベスト3を発表します。
3位 ティートゥリーの香り
これは、即効性があります。この香りのアロマオイルの瓶を持ち歩き、テレビのお仕事の本番前に嗅ぐと、スッキリして、鼻のムズムズ感が抑えられます。この時期は、アロマショップでもこの香りだけ売り切れていたりするので、早めに手に入れてくださいね。
2位 ヨーグルト
これは、腸の環境を整えるからなのでしょうか。理由はよく分かりませんが、とにかく食べ続けることです! 毎日食べ続けると、不思議と症状が軽くなりました。
そして、1位は!!!
半身浴!! です。これはすごいですよー。
私は花粉症対策として行ったわけではなく、たまたま、むくみ対策として半身浴を毎日のようにしていた時期があったんです。その時は、春の花粉の季節になってもほとんど症状が出なくて驚きました!
あとで聞いた話によりますと、東洋医学では春は「排毒」の季節なんですって。冬に溜め込んだ体の中の毒を、春に出すということ。花粉症もそれに当てはまるそうです。
ということは、汗を出して普段から毒をどんどん出しておくと、花粉症の症状が軽くなる! ということでしょうか。納得です。
私はお風呂に本や雑誌を持ち込んで半身浴をしていました。夢中で読んでいると、30分くらいあっという間にたってしまいますよ。
今では防水テレビなんかも売っていますし、楽しく無理なく半身浴をして、花粉症に負けない体を作りましょう!
最後に、気になる3月の気温ですが、全国的に平年より暖かくなりそうです。とくに東日本、西日本で気温が高めになる見込み。エルニーニョ現象が春も継続する予想で、日本の南から暖かい空気が入りやすくなりそうです。
とはいっても、まだまだ冬の寒さの日もあるでしょうから、冬のコートもまだ一応とっておきましょう! 風邪をひかないように、元気に過ごしてくださいね! ではではまた♪
執筆者プロフィール:岡山裕子
フリーキャスター / 気象予報士。2002年?2006年名古屋テレビアナウンス部で「スーパーJチャンネル」「ドラゴンズ倶楽部」「伊集院光 光る!スポーツ研究」他を担当。現在はTBS「NEWS 23」キャスター。1980年1月15日生まれ、茨城県龍ケ崎市出身、お茶の水女子大学卒。やぎ座のAB型で、特技はクラシックバレエ、趣味は映画鑑賞と料理。アメブロでオフィシャルブログ「ゆうコーナー」も更新中!