新型コロナウイルス感染症の到来は、オフィスの在り方を再定義する大きなきっかけとなった。

オフィスをなくし完全リモートワークに移行する会社や、あえてオフィス環境に投資しハイブリッドワークを実現する会社など、取り組みは十人十色だ。「出社する場所としてのオフィス」の時代は終わり、世界中の企業はオフィスに新たな付加価値を見出そうとしている。

本連載では、先進的な働き方・オフィス構築を行っている企業に潜入し、思わず「うらやましい」と声を漏らしてしまうその内容を紹介していく。「これからのオフィスどうしようか……」と考えている読者の手助けにもなれば幸いだ。

第9回となる今回は、日本における二大出版取次会社の一角を担う日本出版販売(日販)のオフィスを紹介する。

  • 左からプラットフォーム創造事業本部 文喫事業チームマネージャーの棚橋美穂氏、同事業本部 プロデュース事業チームマネージャー 植木大志氏

27のグループ会社のヘッドクオーターとしての機能を備える

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