今回のお題はレーダーサイトと通信所の立地。

まずレーダーサイトだが、国土防空用の対空監視レーダーを設置した施設、と定義する。有事の際に破壊されたら困るからという理由で移動式のレーダーを用意することもあるが、基本的には陸上に固定設置するものである。

一方、通信所といえば無線通信のための施設を指すのが一般的な解釈だが、ここではそれ以外の通信所も取り上げる。→連載「軍事とIT」のこれまでの回はこちらを参照

  • たまに、人家からほど近いところにレーダーサイトが設けられる事例もあるが、基本的には辺鄙な山の上に立地することが多い。どちらにしても視界が開けていることが求められる 撮影:井上孝司

航空自衛隊におけるレーダーサイトの立地

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