最近のWebブラウザは「ホームボタン」をデフォルトでは表示していない。これは、Microsoft Edgeも例外ではない。
Webブラウザのホームボタンはツールバーに表示されるもので、設定されたホームページを開く目的で使われる。もともとはWebブラウザを開発しているベンダーの提供するホームページであったり、人気のある検索エンジンのページやポータルサイトなどが設定されていたりすることが多かった。ユーザーはホームボタンを押してインターネットを利用する最初の入口として利用していた。
しかし、Google検索が提供されるようになり、「Webブラウザを立ち上げたらまず最初にポータルサイトを開く」といった使い方が減ったことや、アドレスバーが検索エンジンとつながったことで検索ページすら開く必要がなくなったことなどから、ホームボタンがなくても事足りるようになってきた。そして、現在は非表示がデフォルトになっている。
だが、特定のWebページをよく開くのであれば、ホームボタンを表示するように設定し、ホームボタンをクリックした先によく開くWebページを設定しておくと便利だ。特に、キーボードよりもマウスやタッチパッドでの操作することが多いのであれば、時短のための機能の一つとして利用できるかもしれない。
→連載「意外と知らないMicrosoft Edgeの便利な使い方」の過去回はこちらを参照。