2022年10月15日、Meo Groupは、誰でも簡単にメタバース上でイベントや個展などを開催することができる「NFTアドスペース」というサービスをリリースした。では、このNFTアドスペースとはどのようなものなのか。また、どのようなメリットがあるのか。今回は、そんな話題について紹介したいと思う。

Decentralandでのイベント開催サービス「NFTアドスペース」とは?

NFTアドスペースとは、世界最大級のメタバース「Decentraland(ディセントラランド)」において、誰でも簡単にメタバースイベントや個展を主催できるサービスだ。利用はとても簡単で、最短でたった10分程度の手続きで、メタバースの土地や建物を1日貸切して自分の指定する作品やNFTを展示することができるのだ。

イベント会場として使用される住所は、Decentraland 144,44。そこには、メタバース建築家によって建築された4階建てのビルがある。外観は近未来的で、非常にスタイリッシュなデザインだ。

  • Decentralandの144,44にあるメタバース建築家による建築の外観

    Decentralandの144,44にあるメタバース建築家による建築の外観(出典:Meo Group)

そして、イベントや個展を開催するときには、最大17個までのNFTや画像を掲載することができるという。また屋上がルーフトップになっているという点も興味深い。

  • 細部までこだわられたという4階建てビルの内部

    細部までこだわられたという4階建てビルの内部(出典:Meo Group)

では、NFTアドスペースを利用するメリットは何だろうか。まず、0.2ETH(イーサリアム)もしくは約4万円でメタバースの土地と建物を1日貸切できるという安さが挙げられるだろう。わざわざメタバースの土地を購入したり、メタバース建築や内装費用に資金を当てたりすることも必要ない。そして、繰り返しになるが誰でも10分程度の手続きで開始できる点。つまり、専門知識は不要であるということだ。加えて、世界最大級のメタバースで開催できることも大きいだろう。

いかがだったろうか。こNFTアドスペースとは、商品やNFTプロジェクトをPRでき、さまざまなNFTプロジェクトをメタバースで宣伝できたり、遠く離れた人たちともメタバース内でコミュニケーションを行うことができたりと非常に魅力的なメタバース空間なのだ。とても興味深い。