このニュースを著名人や専門家はどう見ている?
テレビ番組ではよくニュースに芸能人がコメントしているし、インターネット上のニュースサイトにも最近はSNSでコメントするためのボタンが添えられていたり、直接コメント書き込みができる作りになっていたりする。ニュース本体の伝える出来事だけでなく、それについてみんながどんなことを考えているのかは気になるものだし、一言コメントしたいと考える人も多いのだろう。
SNSでちょっと検索すればいろいろなコメントを見ることができる。テレビとネットでは全く違う意見が主流になっているのが見えるなど面白いことも多い。しかし素人の思いつきコメントではなく、その分野の専門家や著名人はどんなコメントをしているのかに絞って探したいこともある。よく知っている分野ならば専門家のアカウントを探せばよいが、詳しくない分野だとまず専門家を探すことからはじめなければならない。
そんな手間をかけず、様々なニュースに専門家や著名人のコメントをさくさく見られるのが「NewsPicks」だ。
ニュース本文よりコメントが前に出る特殊な表示
ニュースへのコメントは著名人に限らず誰でも行えるが、そのためにはユーザー登録が必要になる。ニュースを通じたコミュニケーションのようなことも可能だ。しかし読者としてアプリを利用するだけならユーザー登録なしでの利用も可能だ。アプリ起動時の画面では、とりあえず「すぐに利用する」を選択するとよい。
ニュースはカテゴリごとにタブで分けられている。基本で表示されるのは「総合トップ」だが、上部のタブをスクロールさせてゆけばテクノロジーやビジネス、金融といった各種分野に絞ったニュースが簡単に選び出せる。「オリジナル」というタブのニュース以外は、各種ニュースサイトから集められたニュースだ。
ページ内には各種ニュースの見出しが表示されるが、見出し下には一般的なようやくテキストや本文冒頭ではなく、コメントしたユーザーのアイコンやトップコメントの冒頭が表示される。見出しをタップして開いた画面でも、ニュース本文は「続きを読む」をタップしなければ表示されず、最初に見えるのはいろいろなユーザーのコメントだ。
公認ユーザーはユーザー名横に「PRO」の表示がつく。また、注目コメントが上部にピックアップされる形になっているから、雑多な感想ではなく読むべきコメントがすぐに見つけられる。ニュース本文よりコメントが目立つつくりなのが面白いところだ。
コメントした人や媒体をフォローして自分好みのタイムラインを作る
ニュースによくコメントをしていて気になる人などを見つけたら、積極的にコメントの右上にあるボタンを使ってフォローしよう。つかいはじめの段階では、まず上部タブで「タイムライン」を選択して、おすすめユーザーをフォローするのが便利だ。
初期の「タイムライン」タブには公認ユーザーがリストアップされている。下部にスクロールするとニュースの提供元である媒体も見つかるから、好みのコメントをしてくれるユーザーとともに、媒体もフォローしておくとよい。
また上部の「フォローしてタイムラインを作る」をタップすると、各分野のおすすめユーザーがピックアップされる。よく知らない分野でも、これなら簡単にフォローすべき対象を発見できる。とりあえず3人フォローすれば、次からは「タイムライン」タブを開いた時、自分好みのニュースだけを集めた表示が開始される。
キーワード検索と通知カスタマイズでニュースを探す
気になるニュースやコメンテーターについて調べたい時には、上部のフォームを利用してキーワード検索を行おう。検索結果は「記事」「コメント」「ユーザー」という3つのタブに分けて表示される。
「記事」はキーワードがニュース記事本体に含まれるものがピックアップされる。一方「コメント」は検索した人がコメントしているものや、コメントにキーワードが登場しているものだ。そして「ユーザー」はキーワードに合致するユーザーということになる。1回の検索で関連する人までを一気に探し出せるのが便利だ。
また、下部の「メニュー」を選択して表示される情報をカスタマイズすることもできる。「タブ表示設定」では興味のないタブを非表示にできるし、「通知設定」ではプッシュ通知を受けるかどうか、メールマガジンを受け取るかどうかといった設定が行える。
コンテンツをまとめた「ブック」もお役立ち
下部メニューの「ブック」には、ニュースとコメントというつくりではなく、著名人のコラム的なものや、各種業界のトピックスに触れた記事をまとめた電子書籍のようなものを見ることができる。どれもたいてい1話目を無料で読むことができ、続きは有料のプレミアム登録を行って読むという形式だ。
月額1400円で加入できるプレミアム会員になると、ブックがまるごと読めるようになるだけでなく、各種インタビューや時事関連記事、さまざまな連載記事なども読めるようになる。一般的なニュースや簡単なコメントだけでなはく、もっと深くいろいろなものを読みたくなったら登録するとよさそうだ。
利用料金:無料
制作者:UZABASE, Inc.