飲み会シーズンを快適にすごすためのチェック
年末の忘年会から年明けの新年会、さらには春の歓送迎会に花見と飲み会の機会が多い季節が続く中、二日酔いに毎度悩まされながらもついつい飲み過ぎてしまっているという人もいるだろう。適量が十分わかっているのに飲み過ぎてしまうのならば自制心の問題だが、自分の適量が本当にわかっているだろうか?
アルコールの分解能力は個人差が大きいものの、年齢や性別、体格である程度の基準値はある。いったい何を何杯くらいなら飲んでもよいものか、一度確認しておこう。「酒ッキリ時計」なら飲んだ量を基準にした分解までにかかる時間の算出や、すっかり分解が終わっていて欲しい時間を指定しての飲んでよい量の算出などをしてくれる。
もちろん算出された時間どおりに必ずアルコールが分解されるというものではないし、分解されていることをあてにして運転するようなことをしてはいけないが、翌朝の起床時には酒が残っていないようにしたいというような使い方なら有効だろう。
飲んだ量から分解完了時間を算出
すでに飲み始めてしまった、飲み終えた後、という時に利用するのが「タイムチェッカー」だ。選択すると生年月日や体格などの情報を入力する画面が出る。ここで指定した性別、年齢、体格から分解時間が計算される。
入力完了すると、酒の種類を選択する画面が表示される。まずはどの種類の酒を飲んだのかを指定し、次の画面で実際に飲んだものに近いサイズや量のものを上の棚に載せるようにドラッグしよう。同じものを複数杯飲んだ時は、その数だけ棚に載せればカウントされる。
画面下に移動すると「他のお酒」と「選択したお酒一覧」というボタンがある。いろいろな種類を飲んだ時には「他のお酒」をタップして種類の選択と飲んだ量の指定を繰り返し、最後に「選択したお酒一覧」をタップしよう。棚に載った酒の種類と量があっていてれば「測定開始」をタップする。
次の画面では、今が飲み終わりだと仮定して分解完了までにかかる時間と、その時間が経過した時刻を表示してくれる。さらに飲んだ量とカロリーもわかる。入力することで自分が飲んだ量をあらためて把握できるし、酩酊具合や翌朝の残り具合と照らし合わせてアプリが計算してくれる数値よりも少なめにした方がよさそうだなど、自分の適量を探るのにも役立ちそうだ。
飲み始める前に適量を確認
飲み会の前に利用したいのが「適量チェッカー」だ。同じく計算に必要な年齢や体格の情報を入力してから、飲み始め、飲み終わり、分解完了の予定時刻を入力する。
分解完了の予定時刻は、その時刻には分解が終わっていて欲しいという希望値を入力する部分だ。よほど早い時間に飲み始めるのでもなければ、翌朝すっきり目覚めることを期待して、起床時間や起床の少し前あたりの時間を指定してチェックするとよさそうだ。
入力後に「適量をチェック」をタップすると、飲んでよい量が表示される。ビール中ジョッキとサワーグラス、カクテルのコリンズグラスが基準で杯数を確認可能だ。一般的にこの程度の量ならば快適に飲み会を楽しんで翌日を過ごせるという量だから参考にしよう。
メンバーを登録しておいて簡単チェック
毎回体格情報などを入力するのは面倒だから、基本情報を登録しておこう。トップ画面の「新規登録」で名前をつけて基本情報を入力できる。性別入力などが最初の画面ではしづらい場合もあるが、入力した内容の修正は逐次「登録内容変更」で可能だ。
登録されているユーザーがいると「タイムチェッカー」や「適量チェッカー」利用時に、ユーザー選択画面が表示される。自分や、いつものメンバーのチェックをする時にはリストから名前を選択し、表示された情報を確認しよう。登録外メンバーの時には「選択しないで開始」を選べば、都度入力の画面が表示される。
「適量チェッカー」では、ユーザーリストから指定すると時間指定が簡単にできる画面が表示される。ここで「もっと細かく設定」をタップすると、都度入力の時と同じ画面になるから便利な方を使えばよい。大事なのは飲み始め時間と分解希望時間で、飲み終わり時間はだいたいの指定で大丈夫だから簡易入力の画面でだいたいは事足りるはずだ。
利用料金:無料
制作者:株式会社ブリシス