無償で使用できるWeb版のGoogle Geminiに焦点を絞った場合、現状での便利な使い方は「検索&要約」と「翻訳」ではないかと感じている。この特徴は時間とともに変わっていく可能性があるが、執筆時点での強みはこのあたりにありそうだ。こうした特徴を理解して活用していこう。
連載「Google Geminiの活用方法」のこれまでの回はこちらを参照。
無償版Geminiは「検索&要約」と「翻訳」が強み
生成AIチャットサービスとしてのGoogle Geminiの特徴は他の生成AIチャットサービスとよく似ている。しかし、使い込んでいくとそれぞれの特徴のようなものも見えてくる。
無償で使用できるWeb版のGoogle Geminiに焦点を絞った場合、現状での便利な使い方は「検索&要約」と「翻訳」ではないかと感じている。この特徴は時間とともに変わっていく可能性があるが、執筆時点での強みはこのあたりにありそうだ。こうした特徴を理解して活用していこう。
「検索&要約」
Google Geminiを使うことで、これまでGoogleでインターネット検索を行い検索結果として表示されるWebページの内容を読み、それを自分でまとめるといった作業を行っていた部分を代わりに行わせることができる。ただし、現在のリアルタイム性はGoogleインターネット検索ほどは早くない。これらの特徴を捉える方法として次の指示をGoogle Geminiに出した場合の回答を見てみよう(実行は2024年9月10日であり、日本時間で考えるとiPhone 16の発表があった日ということになる)。