今回もExcel2013に新しく追加された関数について説明します。今回は、2つの日付間の日数を返すDAYS関数について説明します。DAYS関数は、Excel2013に新たに追加された関数で、関数の分類[日付/時刻]から使用します。

貸出日と本日の日付から、経過日数を表示したい

現在の日付は、Today関数を使用して作成し、貸出日を開始日、現在の日数を終了日としてDAYS関数を使用します。

関数の書式

DAYS(終了日,開始日)

終了日:終了日を指定
開始日:開始日を指定

使用例1:終了日と開始日から経過日数を計算する

C3:=DAYS($C$1-B3)

DAYS関数を選択し、引数ダイアログボックスの終了日にTODAY関数が入力されているセルを、開始日に貸出日を指定します。

DAYS関数のダイアログボックスの設定方法

式をコピーして使用することを考慮して、終了日は絶対参照で指定します。式を必要箇所までコピーします。

貸出日と本日の日付から、経過日数を表示

DAYS関数は、1文字違いのDAY関数が以前のバージョンから存在しますが、DAY関数はシリアル番号で表された、日付の日情報を返す関数となり、似てはいますが全く違った結果を表す関数です。

以前のバージョンで日付間の日数を計算するには、算術演算子を使用して終了日が入ったセルから開始日が入ったセルを減算(-)します。Excel2013もこの方法で同様に日数を計算可能です。

Excel2013以前で日付間の日数を計算したい場合には減算(-)で算出